手術当日① | Kaedeの人生時計

Kaedeの人生時計

2022年2月卵巣腫瘍境界悪性のため両側卵巣子宮摘出手術をうけました。
病気知らずだった私が初めて人生時計を意識した日々の覚え書きと、同じ病気の誰かのために少しでも役に立てるといいな…。

手術は朝からでした。早めに目が覚めたので病棟を散歩していると朝日と富士山が見えました晴れ富士山 体いっぱいに朝日を浴びて今日の手術に向け良いエネルギーを頂きました。

 

9時前に手術フロアに行くと、付き添いの家族と少しだけ面会ができます。朝早くから妹が付き添いに来てくれていました。「行ってきます」、「頑張ってね」と言葉を交わし、手術室に向かいます。

 

手術室に入ると、麻酔科の先生と看護師さんからテキパキと指示され、ベッドに横になり硬膜外麻酔の準備です。途中主治医が来て声をかけてくれて少しホッとします。硬膜外麻酔は特に痛みもなく、麻酔入りますと言われ、すっと意識がなくなりました。

 

「Kaedeさーん」と遠くで呼ばれた瞬間息ができずに苦しいアセアセ

喉から何かがずぼっと抜けて息ができた瞬間、吐き気が襲ってきました煽り が、吐くものがなく、すぐに吐き気は収まり、病室に戻りますねと言われ、ストレッチャーで運ばれながら、妹が声をかけてきました。

 

「無事に終わったよ」と言われ、「ありがとう」と返すのが精いっぱい。

 

そのまま病室へと戻ったのでした。