私の想い104(蛍の光について) | Blue Thermal(ブルーサーマル)

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皆さんは

卒業式ではもちろん

閉店時のメロディーとして

蛍の光

定着しているのは

何故か

知っていますか?
 

実は

原曲は

スコットランド民謡で

日本で、初お披露目となったのが

1881年(明治14年)

なんだそうです

 

蛍の光の1番と2番の歌詞です

1番
蛍の光、窓の雪
書(ふみ)読む月日
重ねつつ
何時(いつ)しか年も
すぎの戸を
開けてぞ今朝は
別れ行く

 

2番
止まるも行くも
限りとて
互(かたみ)に思ふ
千万(ちよろづ)の
心の端を、一言に
幸(さき)くと許(ばか)り
歌ふなり

 

蛍の光の1番の冒頭の歌詞

「蛍の光、窓の雪」は

中国の故事「蛍雪の功」の

意味を基に、作られたそうです

 

※中国の故事「蛍雪の功」の意味

油も買えないほど

貧しかった2人の青年が

夜も本を読んで勉強する為に

夏は蛍の光を集めて

冬は窓に雪を積み上げて

その光で勉学に励んだ結果

見事立派な役職に就く事が出来た

 

「蛍雪の功」の意味

踏まえながら

蛍の光の1番と2番の

歌詞の意味を

分かり安く解釈すると

 

1番
夏の夜は蛍の光を

冬の夜は

窓に載せた雪の光を

利用して
一生懸命勉強をしながら

月日は流れて行き
いつの間にか年が過ぎて

それぞれ努力を

実らせる事が出来た
夜明けに新しい世界へ旅立つ為

友達と別れ
それぞれの道へ進んで行こう

 

2番
故郷に残る人も

また故郷を去る人も
顔を合わせるのは

今日で最後になるかもしれない
お互いの心に

抱いている沢山の想いを
一言で言い表すなら
「どうか幸せになって欲しい!」

 

蛍の光の3番と4番の歌詞です

3番
筑紫の極み

陸(みち)の奥
海山遠く、隔(へだ)つとも
その真心は、隔て無く
一つに尽くせ、国の為

 

4番
千島の奥も、沖縄も
八洲(やしま)の内の
護(まも)りなり
至らん国に、勲しく
努めよ我が兄(せ)
恙無(つつがな)く

 

蛍の光の3番と4番の

歌詞の意味を

分かり安く解釈すると

 

3番
九州の端や東北の奥など
海や山を隔て

遠い所にいても
共に思う心は隔てる事なく
ひとつになって
国のために尽くそう

 

4番
千島列島の奥も沖縄も
日本が守るべき土地だ
日本のどこへ行っても
勇ましく元気に勤めよう

 

蛍の光の歌詞の

どうして3番と4番が

歌われなくなったのか?

 

実は

蛍の光の3番と4番の歌詞が

歌われ無い理由のひとつとして

領土問題が

絡んでいるからではと言う

見方が、有るようです

 

閉店時に流れる蛍の光は

実は蛍の光では無かった

 

メロディーは

蛍の光ですが

閉店時のメロディーは

「別れのワルツ」と言う曲です

 

「蛍の光」も「別れのワルツ」も

原曲は

同じスコットランド民謡で

アレンジの仕方が

違うだけなんです

 

「蛍の光」と「別れのワルツ」の

原曲は

スコットランド民謡の

「オールド・ラング・サイン」と

言う曲で

スコットランドでは

今でも年始や誕生日などに

歌われている非公式の準国歌です

 

今日の聴きたい曲

蛍の光

※大好きな名曲です

別れのワルツ
※名曲です

オールド・ラング・サイン
※名曲です