先日の舞台での話。

 

お客さんを入れて舞踊会を開催するのは、実に4年ぶりのこと。

コロナやら様々あり、会自体を自粛してたので久しぶりの会。

 

久々の開催であるとともに、自分は大学卒業以来の舞台。

楽しみのほうが勝っていたと思うのだが、今までの会の中で初めて下浚いと呼ばれるリハで振りをど忘れするという事態・・・(笑)

出演者が以前と比べてかなり減ったということ、久々の舞台、弟子内の最初と最後に踊るということが知らないうちに自分のプレッシャーになっていたのかもしれない。

 

 

心臓バクバク、冷や汗止まらない!!

みたいな緊張はしなかったのがまだしもの救いだった。

いざ本番。気合十分で臨んだ舞台。

頭の中がとってもすっきりしていて、体が程よく動いている感じがした。

 

 

 

その時、じわじわとこみあげてくる「楽しい」という感覚。

頭の中が「うわー楽しい」「踊ってる。楽しいな」

しか考えられなくなって、体がふわふわと軽く感じた。

 

昔感じたことがもしかしたらあるかもしれないし、

今回初めてかもしれない感覚。

とてもここちよい感覚で、すべての視線を集められているような気がした。

その時の自分はとっても自信に満ち溢れた踊りができていたのだろうな・・・と終わった今はそう思う。

 

踊りは楽しい。

またあの感覚を味わえるように。