シェア【神様にお願いして私は生れてきたんだ】 | すてぃーぶろぐ。

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Facebookで友人がシェアしてた話です。

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~リーちゃんという女の子~

これはある難病の女の子のお話です。
女の子は進行性の難病で
入院していてました。

体は鉄パイプみたいなもので包まれ、
頭は鉄の輪で止められていて、
「痛いでしょ?」と聞かれても
お母さんを安心させるため
「痛くない」と言い、
「夜も眠れないでしょう?」
と聞かれると
「よく寝られるよ」と答えていました。

でもお母さんが帰ると、
「痛い、痛い」と泣き出し、
夜も一晩中うめき声が聞こえるほど
とてもつらそうでした。

この難病は大きな手術が必要で、
うまくいかなければ
命を落とすこともあるそうです。
お母さんはそんな彼女をみると、
悲しくてしかたありません。

「どうしてうちの娘がこんな姿に・・」

女の子は大好きなお母さんを元気づけたくて
お見舞いにくるお母さんを
いつも笑顔で迎えてました。

女の子は童話を読むのが大好きで、
自分でもよくお話をつくっていました。
そしてお母さんのために
「強い子」
というお話をつくりました。
それは彼女が生まれる前のお話です。

ある日、神様に呼ばれていくと、
たくさんの赤ちゃんたちが並んでいて
一人ずつプレゼントをもらっています。

「あの町にうまれたい」

「お金持ちの家にうまれたい」

神様はどんなことでもかなえてくれるのです。
女の子の順番がやってきましたが、
何がほしいか決まってませんでした。
ふとみると神様のうしろに

「重い病気」

というプレゼントがあります。

「これは誰がもらえるの?」

「一番強い子だけだよ。
このプレゼントをもらった子は
生まれてからすごく苦しいんだ。
だから一番強い子にしかあげないんだ」

女の子はおもいました。

「他の子がこのプレゼントをもらったら
その子にあったときつらいだろうな・・」

そして神様に言いました。

「そのプレゼント私にください
私が一番強い子よ。
他の子にあげないで
他の子が苦しむのはいやだから
私が一番強い子だから私にちょうだい」

「君がくるのをまっていたんだ。
君が一番強い子なんだね」

ねぇ ママ
そうやって神様にお願いして
私は生れてきたんだよ。
お母さんは涙をながしながらも
笑顔で女の子を抱きしめました。

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重い病気を抱えている
すべての子は、強くて優しい子。