カレー屋さん再訪 | 京徒然

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京都に住むおっさん「夕霧 楓」が日常を徒然に綴っています。
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カレー屋さん。

 

正確にはインド・ネパール料理の店。

 

カトマンドゥ ダイニング&バー

 

 

京都の東山、京阪・JR奈良線の東福寺駅の近くにある。

 

 

今日は午後からカレーでも作って食べるかと言っていたのだが、みんな何かしら用事ができてしまい、「それなら」ということでインド人のやってるカレー屋さんに来たと言うところだ。

 

 

ボクと嫁は2回目の訪問になる。

 

オカンと娘は初来店だ。

 

 

お店には先客2名一組様がいらしゃったが、ここのお店の場合夜は空いている。

 

紅葉で有名な「東福寺」があるんで昼間は誰かしらメシを食っている感じのようだ。

 

 

今日はオカンがいるので「バー」のメニューも吟味されていた。

 

 

ボクはだいたい食べるものを決めていたのでメニューは要らない。

 

 

カレー以外は眼中になかったので適当に見て、「辛さ」をどうするか考えていた。

 

 

今日はサイドメニューも必要なさそうだ。

 

前回は嫁とタンドールチキンを食ったのだが。

 

 

お店の雰囲気はと言うと、こうやって写真に切り取ると普通の食堂っぽく見えるが・・・

 

 

インド風装飾が施された壁の上のテレビでは、ご陽気にインド姉ちゃんが踊っていると言うねw

 

そう言えばインドって男性は歌い、女性が舞う感じが強いが、女性は歌わないんですかね?

 

 

なんか仏陀の肖像も飾られているようだが、基本インドはヒンドゥの国で、人口の6割~7割がヒンドゥで、他、仏教、イスラームと続く。

 

ヒンドゥはカースト制度が強く、最下層シュードラ(奴隷階級)の比率も多い。

 

階級が低い人が多いのになぜこんなに支持されているのかよくわからない。

 

そもそもバラモンは僧だけだし、クシャトリアは貴族と武士だけ、ヴァイシャが一般庶民となっている。

 

一般的に考えてヴァイシャやシュードラの方なんかはとっとと仏教やイスラム教に改宗するほうが良さげなのだが、そうはならないのがインドの面白いところで、ヒンドゥにはサブカーストなどがあり、階級制度が入れ子になっていて、シュードラは別として、クシャトリアより上の階級のヴァイシャがいたりする。

 

ちなみに観光地として有名なインドネシアの場合、多くの地域がイスラームだが、バリ島だけはヒンドゥーだ。

 

ただ、バリヒンドゥーは仏教もイスラム教もキリスト教もなにもかも混ぜこぜにした独特の宗教観で、カーストと言う概念がない。

 

 

チベットもインドと似たようなものらしいが、チベットのヒンドゥーもバリ島ほどではないものの、わりかしリベラルらしい。

 

 

とか何とか言ってるうちにサラダが来た。

 

このサラダにかかっているニンジンドレッシング、最近話題になっていてレシピもたくさん公開されているようだが、インド人曰く、インドにはこんなドレッシングはないらしいw

 

 

そしてチャイ。

 

この香料の効いた独特の紅茶が美味しいんだよね。

 

 

オカンが頼んだネパールビール。

 

 

飲み口は日本のエールビールに近いのだが、後味がすっきりしていてイタリアンビールのように飲みやすい。

 

 

口当たりがよく、しっかりしたビールだが、後味スッキリというところ。

 

 

さて、メインが来始めた。

 

こちらは嫁が頼んだホウレン草のカレー。

 

グリーンカレーみたいだけどハラペーニョではない。

 

そもそもそんなもの嫁は食えないww

 

 

いつも通りの巨大ナンをそえてw

 

 

こちらはオカンが頼んだガーリックカレー。

 

これ、前にワシ食ったヤツかな?

 

美味しかった気がする。

 

 

で、ボクはと言うと本日は普通のチキンカレー。

 

娘も同じチキンカレーを頼んでいた。

 

ただし、娘は普通辛(Lv.2)、ボクは激辛(Lv.5)ww

 

 

つっても口にはあまり辛くないんだよね。

 

ただ、汗は出てくる。

 

ただ辛いだけではなく、いろんな香料が身体を刺激する感じで、医食同源なインドカレーの深みを知る。

 

 

で、ウマウマ食っていると・・・

 

 

追加オーダーしたチーズナンも来たので、カレーに浸してバクバク食った。

 

 

カトマンドゥ ダイニング&バーはご飯が300g程度または巨大ナンを選べるのだが、オカンがご飯にしていたので半分ぐらい「もう食えん」と残していた。

 

どうやらナンのほうが軽いようで、女性にはナンがオススメだ。

 

 

ボクは気にせず完食して、オカンの残りも奪って、追加したチーズナンも2/3ぐらい食った。

 

ボクはカレーをお代わりしたい派なので非常に喜ばしいww

 

ちな、味のほうは美味い。

 

日本のカレールーでカレーを作ると塩辛く、脂も多くなるのだが、純粋にスパイスだけで作られたカレーなのでマイルドで塩気が少なく、脂肪も少ない。

 

脂肪が少ないからバターや生クリームなどを入れて味わい深さを出すのだが、これがまたマイルド感を増すので、一般の方なら3辛OK、辛いものが好きな方なら5辛でもモノ足らず、と言ったところだ。

 

 

最後に謎フルーツの入ったとてつもなく甘いヨーグルトデザートを腹に押し込んだ。

 

 

満足満足。

 

オカンも娘も気に入ったようで、リピしたいと言っていた。

 

あと、「ナンをテイクアウトしたい」とも言っていた。

 

確かにナンも美味かった。

 

 

ほな行くね~。

 

また来るわ~。

 

すっかり家族にも気に入られたカレー屋さん。

 

近々また来そうな予感だw