あのさ。
これ、何ていうものか知ってる?
キュポキュポやんな?w
くるみさん「キュポキュポするからキュポキュポよね♪」
目良川タルト氏「詰まり取りではないのか、ご主人。」
「バーっと行ってガーッって買うてビャーっと帰って来る」関西では、コレもやはり擬音で表す。
すっぽんと言うんだよww
ちなみに↑これもすっぽんだw
ところがコイツはその形から「お盆(朱盆)に似ている」から「おぼん」や「しゅぼん」が訛ってすっぽんになった説や、水辺のどこでも出たり入ったりしているので「出奔・出没」などの言葉が訛ってできた説が有力だ。
関西的には水に入る時の「スポン」と言う表現から「すっぽん」になったと言う説が納得できるけどねw
で、話が逸れたが、例のスッポンスッポンするやつ。
正式には「プランジャー」と言うらしい。
長らくビル管業界にいるが、ボクは「ラバーカップ」と言うと思っていた。
違うそうだ。
「ラバーカップ」と言うのは、文字通り、先端のゴムの部分を指す言葉で、この道具全体を指す言葉ではないのだそう。
日本では「シュポシュポ」←灯油を吸うヤツ
「コロコロ」←粘着テープでホコリを取るヤツ
など、擬音で表現している商品がたくさんある。
ちなみにコイツには正式名称はない。
海外では「サイフォンポンプ」と呼ばれることが多いらしいが、日本ではJIS規格で「石油燃焼機器用注油ポンプ」と言われているのが、たぶん正式名称に近い。
もちろん「灯油ポンプ」も間違いではないし、「シュポシュポ」でも一般的には通じる。
ただし、これを発明したDr.中松氏は、コレを販売するときに「醤油チュルチュル」と名付けて販売した。
ある意味これが正式名称(最初の名称)なんだが、当時は醤油が一斗缶で売られていたので、小瓶に移すのにコレを使ってもらおうと言うことだったらしい。
ついでに「コロコロ」は「粘着カーペットクリーナー」と言うらしいが、最近は洋服ブラシ代わりに使うものなども販売されていて(ウェアクリーナー)、一概に「カーペットクリーナー」ではないようだ。
で、話がひどく脱線したがww
このキュポキュポの正式名称とされる「プランジャー」は英語。
世界大百科事典 第2版による「プランジャー」の解説は下記の通り。
プランジャー【plunger】
超高圧小流量の往復ポンプなどのシリンダー内に液体を吸い込み,さらに押出作用をさせる部品。水圧機械などで液体を主シリンダー内へ圧入させるのにも用いられる。プランジャーはシリンダー内で往復運動を行い,プランジャーに作用する力と高い液体圧の間でエネルギー授受を行わせるので,その作用はピストンと同様であるが,ピストンに比べて液体圧が高い場合に用いられる。そのため構造も相違し,ピストンは直径が比較的大きく,長さは短くて連接棒に取り付けられているのに対し,プランジャーは強度を増すため細長い棒状であり,直径も比較的小さく,通常連接棒などをつけないで用いる。
ややこしいことが書いてあるが、単純に言えば高圧圧送ポンプのことで、このキュポキュポも水圧を利用して細い管(排水管)などの詰まりを取るため、プランジャーと呼ばれるようになったらしい。
そういう意味では・・・
↑コイツなんか、まさに「プランジャー」だww
ボクがこの名前を知ったのは、ビル管業界のお掃除入門ビデオに書いてあったから。
え?コレ、プランジャーって言うんだww
長らくこの業界にいて、したり顔で「ラバーカップ」とか言ってたボクにしてみれば、目からウロコどころか、目からオロチぐらい意外だったw
いや、ある意味「ラバーカップ」って言えればかなりお掃除道具に詳しいよ?
ふつう、「便所のキュポキュポ」って言うじゃんww
それがよ。
プランジャーだってさww
ところで・・・
そのビデオに出てくる基本のお掃除道具、みなさん名前わかる?
そもそも掃除機を「真空掃除機」とか呼んでる時点でアタマおかしいんだけどさww
え~っと。。。
名前と道具を線でつなげ?
これが判ればお掃除屋さん(まだまだだけどねw)
くるみさん「ほうきはほうき、自在ほうきとかわかんないし。」
目良川タルト氏「文化チリトリなんて死語だろう、ご主人。」
まぁ、そうなんだけどね。
とりあえず・・・
ウインドスクイジーが見えてないから、これだけ答えを載せておくよ。
最近はご家庭でも使われてるよね。
サッシが多いと楽だよね。
それと、最近はあらゆるものを「メンテ棒」と呼ばれる伸縮棒に付けて使う。
「モップ」と言われてもモップの形をしていないから要注意♪
楓さんオススメ