労い十六夜くん 前編 | 京徒然

京徒然

 
京都に住むおっさん「夕霧 楓」が日常を徒然に綴っています。
JA10クロスカブ『十六夜くん』に乗って走り回るのが趣味です。
温泉ソムリエ検定合格・温泉ソムリエマスター認定された『温泉ライダー』です。
バイクやラーメン、京都の話題、日々のネタを書いています。

5月8日(土)晴れときどき曇り

 

GW前半は串本ツーリング、後半は自粛自粛で過ごした。

期間も終わりに近づいた5月8日はMy CROSS CUB 十六夜くんをイジって遊ぶことに。

 

 

今日必要な工具は・・・

 

 

ゴソゴソと工具箱をイジっていて、ふと「あること」をしていないのに気付いた。

 

あー・・・めんどくせぇけどやらなきゃ。。。

 

と言うワケで。

 

 

急遽持ち出したのは電ドリと・・・

 

 

ネジ山補修キット(M6)。

 

 

こんな感じで・・・重いww

 

 

朝、気温が上がらないうちにタイヤ空気圧チェックから。

 

 

今日はスペシャルコースで、激カンタムバルブに通電グリスを塗布。

 

 

前後輪ともにOK。

 

 

 

さて、本題はここからだ。

 

何で電ドリとネジ山補修キットがいるかと言うと・・・

 

 

チェーンケースの上、後ろ側のねじを締めるとき、勢い余ってネジを回し過ぎたんだ。

 

その結果、ネジ山を壊してしまった。

 

本体がアルミで、ネジがステンなので、勢い余るとネジ穴側がナメてしまう。

 

そりゃ当然だ。

 

実は串本行きの前からねじ穴が壊れていたので、ネジは微妙な力加減で絞めていた。

 

本当は串本行きの前に「この」作業をしたかったのだが、忙しかったり天気が悪かったり。

 

結局やっていなかった。

 

「この」作業とは・・・。

 

 

ナメたネジ穴を修理して、きっちりネジが締まるようにすること。

 

ま、ご覧の通りネジ山はグチャグチャだw

 

 

先ずは、この壊れたネジ山を取り去ってしまう。

 

それにはドリルでボーリングする必要がある。

 

 

今のネジ山より一回り大きいドリル刃を電ドリに取り付けて・・・

 

 

慎重にボーリンク。

 

 

OK、垂直に貫通した。

 

 

次にタップを使って新しい穴にネジを切る。

 

 

これが大変なんだ。

 

力がいるとかそんなんじゃなくて、繊細な作業。

 

タップは折れやすいので慎重に。

 

ネジ山は崩れやすいので三歩進んで二歩下がる。

 

いや、むしろ1/4回転進んでは1回転戻る、を繰り返す。

 

 

ようやくタップが貫通し、左右両回転とも軽くタップが回るようになった。

 

 

オイルスプレーを噴射して切子を全部流す。

 

 

お次はコレ。

 

このコイルが今開けた穴に入って、新しいネジ山になるって寸法だ。

 

意味わからん?

 

まぁ、見てればわかるよ♪

 

 

この工具に・・・

 

 

こうやってはめて・・・

 

 

タップを立てた穴にねじ込んで取り付ける。

 

すると・・・

 

 

ピッタリ納まって、かつ、内径6mmのネジ穴になると言うワケ。

 

 

おっけー♪

 

ネジも納まるようだし、ここの修理は完璧だね♪

 

 

 

と言うワケで。

 

十六夜くんイジリ、まずは修理。

 

ま、これも十六夜くんを労う意味でキッチリと修理してやった。

 

この日はまるっぽ半日、十六夜くんをいじっていたが・・・

 

後半はまた明日のご報告にて。

 

じゃ、また明日♪