10月24日(土)晴れ
鈴鹿スカイラインを越えて湯の山温泉にやって来た。
道中の気温はかなり低く10℃をわずかに超える程度。
上着にはインナーを付け、ズボン下を履いて、冬用手袋をしていたがやはり冷える。
早く温泉で温まろう。
何と言っても歴史ある湯の山温泉、その一等地に位置する鹿の湯ホテル。
期待できる。
暖簾をくぐると脱衣場に入った。
右手に洗面台。
(※ スタッフさんの許可を得て撮影しています)
左手に脱衣篭。
貴重品ロッカーはあるものの、更衣ロッカーは無いようだった。
洗面台は奇麗に整えられている。
整髪料や櫛などの類はひとところにまとめられていた。
けっこう効率的だと思う。
手狭な感じだが、窓の外に広がる緑のせいか圧迫感はない。
それでは・・・
と、その前に・・・
こちらが宏説湯源泉の温泉分析書。
裏湯源泉の温泉分析書。
こちら「鹿の湯ホテル」では、この宏説湯源泉と裏湯源泉の混合泉を使用している。
それでは恒例の温泉チェック行ってみよう!
①有名な温泉地である・・・有名
②源泉を持った温泉宿か外湯・・・有名な源泉からの引湯
③源泉掛け流し・・・循環
④1000円でおつりが来る・・・1000円(入湯税込み/タオル・レンタルバスタオル付)
⑤無料でバイクを置ける・・・駐車場あり・駐輪場なし
⑥できれば露天風呂がある・・・露天あり
A:
源泉名:宏説湯源泉
泉質分類:弱アルカリ性単純弱放射能泉(低張性・弱アルカリ性・低温泉)
泉温:25.3℃
湯量:50L/分(自然湧出)
その他: [pH値] 8.7 [溶存物質] 0.18g/kg [ラドン含有量] Rn145.3Bq/kg
B::
源泉名:裏湯源泉
泉質分類:アルカリ性温泉法第2条適合泉(フッ素、ラドン) (低張性・アルカリ性・冷鉱泉)
泉温:21.9℃
湯量:18L/分(自然湧出)
その他: [pH値] 8.6 [溶存物質] 0.17g/kg [ラドン含有量] Rn40.8Bq/kg
温泉の利用状況
加水:× 加温:○ 循環:○ 入浴剤:× 消毒:○(オゾン&塩素系) かけ流し:×(循環型)
温泉の特徴
色:無色透明 香り:微重曹臭 湯肌:あっさり系 飲泉:なし 給湯方法:引き湯
効能分類:
神経痛、筋肉痛、冷え性、疲労回復、健康増進、きりきず、やけど、婦人病など
施設より:
万葉の御代から続く古色豊かな湯の里
今から1,300年前、僧 浄薫が薬師如来のお告げにより発見したという湯の山温泉は、傷ついた鹿がその傷を癒しに来ることで、別名「鹿の湯」と呼ばれていました。
湯は、透明無色のアルカリ性泉。ラジウム、エマナチオンを多量に含み、筋、関節リュウマチ、湿疹、婦人病などに効能があります。
(詳細: 公式 / 旅ゆ / ニフティ温泉 / 名湯・秘湯・立ち寄り湯 / 東海温泉馬鹿二代目 ~温泉評価帳~ )
ラジウム温泉は筋肉や関節の痛みを和らげる効果があるよ♪
おじゃましまーす♪
・・・誰もいませ~ん。
と言うワケで。
今回も全編オリジナル画像でお届けいたしますww
お風呂に入っていくと、先客。
「鹿の湯」とも呼ばれる湯の山温泉、やはり鹿さんがいらっしゃったw
鹿さんの左側に大きな浴槽。
左(入り口近く)から、ジェットバス。
静止浴槽。
寝湯。
この1浴槽3種類のお風呂が内湯になる。
ご覧の通り、かなり大きな浴槽で、全体としては20人キャパぐらいだろう。
寝湯はこんな感じで、ひたひたの寝ころび湯ではなく、座湯に近い。
ちなみに内湯を窓際から反対(出入口)方向に見るとこんな感じ。(←無茶すなw)
まぁ、この鹿と寝湯の大きさを目安にしてちょ♪
洗い場は湯舟との仕切りなしでこんな風に並んでいる。
洗い場と洗い場の間には仕切りがある。
鹿さんの裏側にも2つ。
全部で9つかな?10かも?
露天風呂に出てみよう。
こちら、コンクリ造りの3人程度用静止浴槽が1つに・・・
石をくりぬいた一人湯舟が1つ。
全体的にはこんな感じ。
これ、浴槽なのかなぁ?
入っていいのかなぁ?
まぁ、試してはみるけれどもw
下にある大きめの浴槽はゼンゼン普通のお風呂なんだよね。
は~・・・どっこらせ~~~
ぷくぷくぷくぷく・・・(←無茶すなw)
露天風呂からは奇麗にしつらえた庭が見えるが、鈴鹿山脈の雄大な景色はほとんど見えない。
できれば、ちょっとだけでいいから山が見えると嬉しいかな?
さて、上がるか・・・
全体的な印象は「さすがホテル」で清潔にしてある。
湯の花も多く、温泉ツウには喜ばれそうな感じ。
寒空を走ってきたせいか身体が冷えていたが暑すぎることもなく快適。
湯温は41℃程度だろう。
無色透明無味無臭、敏感な人ならわずかな重曹のような鉱石臭を感じられるだろう。
ぬめりはなく、5段階評価でゼロ。
温まり方は普通に感じるが、ラドンのせいか知らぬ間に温まり、腰やひざの痛みが消えている。
冷め方は普通で、どちらかというとあっさり入れる温泉だと思う。
内風呂・露天風呂を2周ぐらいして風呂から上がった。
脱衣場に扇風機はなかったが、ちょうどイイ時期ということもあってか、冷ますのに良い適温。
床几に座って暑さを冷まし、ゆっくりと着衣して、ゆっくりと脱衣場から出た。
みなさん、紅葉に夢中になっている間に、お風呂三昧な楓さんww
満足満足♪
前室のようになっている談話室には・・・
1台のウォーターサーバー。
なになに?
御在所岳から落ちてくる湧水だろうか。
是非飲んでみよう。
と言うワケで・・・
なるほど、あまいわ。
いやいや、御在所岳が砂糖っぽいってワケじゃないよw
何て言うか、こう、まろやかで、ふくよか。
いろいろと湧水や井戸水は飲んできたが、印象深いのは猪苗代湖の凛とした井戸水と、御在所岳のまろやかな伏流水ということになろうか。
紙コップなのが非常に残念。
紙の匂いが付いてしまうので、たぶんホンモノの味じゃない気がした。
さて、行きますか。。。
湯殿から出た。
まだ少々暑かったので、テラスなる場所に出てみた。
ホテルと鈴鹿山脈のダイナミックな山々が見える。
ここは象じゃなくて鹿にこだわってほしかったかもww
雄大な自然に抱かれて涼をとった。
そのあと、良い気分でエレベーターに乗り込んだ。
と言うところまで、鹿の湯ホテルの温泉をご紹介してきたが如何だっただろうか。
最近、ホントにオリジナル画像が多いよね。
やっぱり温泉地もコロナ禍に見舞われて人が少ないんだろうか?
車の数とか見ていると、御在所岳でも京都市内でも、大概の人が動いてる気がするんだが。
さて、次回はホテル探索して京都に帰る編。
良かったら見てちょうだい♪