プロテクター増強 | 京徒然

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京都に住むおっさん「夕霧 楓」が日常を徒然に綴っています。
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7月18日(土)晴れ

 

6月29日に事故にあってから、ヘルメットを交換し、ニーガードを購入し、メッシュジャケットを新調したボク。

この際なので、もう一つの不安も解消することにした。

 

 

 

 

 

先ずは↓下の円グラフをご覧いただきたい。

 

 

このグラフはバイク事故でライダーが死亡に至った事故の「損傷部位」の割合を示している。

警視庁(東京都)が発表したものだ。

 

平均で見ると、約半数が頭部への衝撃で亡くなられている。

ちなみに、頭部損傷で亡くなられるうちの約40%がヘルメットが脱げたとされている。

 

「脱げた」の原因のうちのほとんどが、紐を締めていない、紐がゆるい、半帽をかけていただけ、と言う状況らしい。

ヘルメットは少なくともセミジェット以上のものを正しくつけたいものだ。

 

その次に原因になっているのが胸部損傷というヤツだ。

車体で打ったり、放り出されて地面に激突したりするそうだが、多くの場合肋骨を損傷し、最悪、内蔵損傷に至るらしい。

 

平均値を見るとだいたい28%、去年に至っては32%もの方が、東京都では胸部損傷で亡くなったことになる。

いずれにせよ、頭部と胸部を正しく防護できていれば、グラフのうち75%の方は生存していたかもしれなかった、ということだな。

 

 

 

 

 

 

ちょっと大きめの箱がおウチに届いた。

 

 

今回はanmazonではなく、楽天を使ってみたw

 

 

中身は厳重に梱包されている。

 

コレが何かというと・・・

 

 

KOMINE SK-629 Chest Armor

 

要は胸プロテクターだ。

教習所で着けていたので、大半の方が覚えていらっしゃるだろう。

 

 

新調したKOMINE JK-128 Full mesh Jacket には左右分割ながら胸部プロテクターが入っている。

残念ながら、他に持っているRS-TAICHI・alpinestars・HONDAには付いていない。

 

なので、30%の怪我を回避すべく、チェストアーマーを装備しようというワケだ。

 

皆さんからすればたかがカブ乗りがフルアーマーかよ言うところかもしれない。

ただ、経験された方もいらっしゃるだろうけど、事故に合うと恐怖心は増す。

 

特にボクみたいに守るべきものを抱えていると、自分自身を守らないといけないと考えが強くなる。

いずれ慣れてしまうにしても、「着ける習慣」で慣れてしまったら安全だと思う。

 

 

このチェストアーマーはCE規格で、最新のCE2ではない。

もちろんCE2のモノも販売されているが、ちょっとゴツいので敢えてこっちにした。

 

 

裏地はメッシュになっているが、この子は風を通さないので暑いらしいw

 

 

胸の中央にあるプラスチック部分以外は風を通しそうだ。

 

 

プラスチック部分と言うのがコレ。

デカデカとCEマークが入って頼りになりそうだが風は通しそうにないww

 

 

わりと大柄なボク(180cm・85kg)でこんな感じになる。

さすがに腹部までは覆えないが、胸部はスキがなさそうだ。

 

 

実際にどのぐらいの防御力かと言うと・・・

 

 

これではわかりにくいなぁ。

だいたい薄いところで1cm~厚いところで1.5cmあるんだよ。

 

 

まぁ、レビューとか読んでても「コレつけてたから肋骨ヒビで済んだ」みたいなのもあるし、もっとイイヤツだと厚さ3cmぐらいあるって書いてあるし、今はコレで充分かな?と。

 

 

事故になった場合、どんな軽装でもカスリ傷一つ負わない人もいるし、どんなに重装備でも即死と言うケースはある。

ただ、確率論で言えば「正しい装備」をしている人のほうが負傷率も死亡率も低いのは明らかだ。

 

たかがカブ乗りで安全運転をしていても、暴走車に突っ込んでこられたら終わる。

少しでも身を守りたい。

 

強制する気はないが、皆さんもくれぐれもご安全に。

そのための予防策は多くて多すぎることはないと思うんだ。