「京都のレトロな喫茶店」なんてサイトはイヤと言うほどあるのだが、どうしてもやってみたいw
どんな経緯だったか今はもう忘れてしまったが、私にも喫茶店フリークをしていた時期がある。
そんな中で、今も営業しているレトロな喫茶店で、河原町通りに近い喫茶店を選んでみた。
場所は四条河原町から三条寺町の間にあるから、京都にいらしたときにも訪れやすいと思う。
ちなみに「今も営業している」と言うのは、「もう閉店した喫茶店」にもレトロ名店があったからだ。
河原町界隈で閉店したレトロな喫茶店と言うと、「夜の窓」や「築地館」があるが、こういった喫茶店にも足しげく通っていた。
今回紹介する喫茶店は、コーヒーの良し悪しはさておき(意外に雰囲気だけでなくコーヒーも美味しいんだよな♪)、レトロで雰囲気のある喫茶店と言う基準になっているので悪しからず。
先ずは・・・
〒600-8019 京都府京都市下京区西木屋町通四条下ル船頭町184
見るからにレトロなたたずまいなのは、今回紹介する喫茶店に共通する。
昭和9年創業の喫茶店で、イタリアバロック様式の内装で豪華客船のホールをイメージしていると言う。
ココの喫茶室は奥のほうにも席があり、そこは明るい雰囲気になっている。
気分で席を選ぶのも良いだろう。
次は・・・
〒600-8001 京都府京都市下京区西木屋町通四条上る真町95
西木屋町通りと言えば京都一の飲み屋街というイメージだが、その入口付近にある。
一目でわかるし、最近はレトロブームなのか、それともフルーツポンチが有名なのか、若い方が行列を作っておられることがある。
店内はブルーの空間。
フルーツポンチも青く染まる。
二階席は明るい雰囲気なので、こちらも気分で席を選べる。
続いて・・・
〒604-8026 京都府京都市中京区河原町四条上東入
四条河原町の東北角から北へ一筋、東(右)へ入って左手にある。
名もない通りなのでなかなか上手く表現できないが、行けばわかるさw
こちらも豪華な内装になっていて、調度品は金のものを使った豪華な雰囲気。
どちらかと言うと一階より二階のほうが豪華ムード。
たしか、日本で最初に本格的なウインナコーヒーを出した店として有名だったはずだ。
さらに・・・
〒604-8031 京都府京都市中京区河原町三条下ル大黒町36
六曜社には一階店と地下店がある。
オススメなのは地下店のほうで、隠れ家的レトロ喫茶になっている。
とにかく見つけづらいが、三条河原町の南東角から南に向いて歩くと見つかる。
1950年に開店、地上店ができてからは夜になるとバーになるようになった。
私的にはココにあげた5店の中で、ダントツ美味いコーヒーが飲める店だと思う。
と言うか、京都でもゼッタイに十指に入る。
最後に・・・
〒604-8081 京都府京都市中京区寺町通三条上る天性寺前町537
河原町からは少し離れるが、寺町商店街の中にある。
寺町商店街の三条寺町を北へ、左手に見つかる。
昭和7年創業、飾り気がない、めちゃめちゃシックな雰囲気。
意外に店内は明るく、雰囲気はフランソワと逆。
フランソワや築地が豪華客船のホールなら、スマートは「ギャレー」と呼ぶにふさわしい。
京都という土地は「大学の多い町・学生の多い街」として「学都」なイメージがあった。
今でこそ世界有数の観光都市となっているが、それまでは文化と学校の町だったのだ。
そんな土地柄なので、ラーメン屋が多いと言うことは何回もお伝えしている。
同じように喫茶店も非常に多い。
何十年か前に「学生街の喫茶店」なんて流行歌があったが、喫茶店は時には勉強の場であり、討論の場であり、頭を休める場所であり、リラックスする場所であり、恋人同士の待ち合わせ場所であった。
京都に喫茶店が多いのもこういった背景があったからなのか。
「京都案内人のブログ」さんには「消滅した京都の名喫茶のこと」と言うコーナーがあるので、訪ねてみていただきたい。
さて。
皆さんに知っていただきたい京都の喫茶店は山のようにある。
次々と紹介して行こうと思うが、どうしたもんだろう?
先ずは第二部「京都周辺地域のレトロな喫茶店7選」をやろうかな。
候補は・・・
・・・だ。
続けて第三部「京都で本当にコーヒーが美味しい喫茶店7選」をやりたい。
この記事の候補は・・・
・・・こんな感じだ。
書く機会があれば是非。