教習最終日。
教習所に通い始めて5日目のことだ。
今日は土曜日。
なぜ土曜日かと言うと、日曜日に卒業検定があるからだ。
卒業検定の前日に実車に乗っておいて、その感覚のまま卒検を受けたい。
それで、土曜日の午後、この1時限のためだけに教習所に来た。
(写真はニュードライバー教習所のホームページから借用♪)
いつのもように準備をし、やや緊張しながら開始を待つ。
なんで緊張するかと言えば、そりゃ、二段階の見極めだからでしょw
二段階が終わらなきゃ、トウゼン卒検は受けられないワケで。。。
教習開始。
例のごとく、慣らし運転から始まる。
が、今日はココからが違った。
ほぼマンツーマンで、卒検対策が始まったのだ。
まず、指導員さんもAT小型に乗り込み、私を先導する。
そして徐行したり止まったりしながら、指示が飛ぶ。
「ここらへんからウインカーね。」
「ここはこう行って、すぐに右に寄って。」
「ココからウインカーは出しっぱなしでイイから。」
「ここで後ろ見て、そうそう!」
「ウインカー消して~」
「はい、加速!メリハリつけて~!」
「急停止のスタートのサインは出さへんから、ちゃんと安全確認するんやで~。」
こう言うのが一通り終わると、今度は自分でコースを走る。
各ポイントに立っている指導員さんが、私の「二段階見極め腕章」を見て、指示を出してくれる。
もちろん注意されるし、ダメ出しももらう。
最終的にわかったのは、
「動作を大げさに」
「早め早めの合図出し」
「卒検中止になる項目を頭に叩き込んでおく」
「多少のミスは減点だけだからドンと行け」
だろうか?
確認と合図は神経質に。
課題はご陽気に。(笑)
最後に急停止と一本橋は、もう一度練習させてもらった。
急停止は1度失敗は許されるが、2度目の失敗は許されない。
一本橋は、落ちたら一発で検定中止。
他にも一発中止はいろいろある。コケ、スタート不可、一旦停止無視なんかがそうだ。
一回は許されるが二回できないのは、クランクや八の字での足つき、坂道発進とかだったと思う。
バイクを降りて、何となく「明日も頼むぜ」とか思いながら、指導員さんのところへ。
(言っとくけど、この時点で二段階見極めOKとは言われてないww)
そして。
指「今日の注意点をしっかり復習しておけば、卒検問題ないですよ♪」
私「りょ~」
指「二段階の見極め結果は良好です。卒検はいつにしますか?」
私「あざっス。明日、空いてたら受けるス。」
指「じゃ、がんばってね!」
私「あざ~っす!」
終わった。
終わったよオッカサン。
これにて教習の全課程が修了した。
あとは卒検である。
もう、仕事を休んで、免許センターへ行く日も決めていた。
もちろん、有給ももらった。(AT小型ごときで自分を追いつめている罠www)
後には引けん!
合格しかない。
が、コース、不安や。
で、指導員さんに、正直に・・・
「コース、図面では覚えてるけど、実走したら間違えますねん。」と言ってみた。
指「あー、それやったらね、卒検の日ね、早朝にコースへ来て、歩いて風景を覚えたらいいですよ!」
私「え?コース歩いてもイイんスか?マジすか?そんなんアリっスか?」
指「いいですよ~。教習が始まる1時間前には開いてるから、来たらどうですか?」
私「来ます来ます。コースを歩いて、くちバイクでブ~ンっスw」
・・・・・・そんなんアリなんや~。
知らんかった。
エエこと教えてもろた。
イメージトレーニングも大事かもしれん。
たいていのブログ見てると、イメトレ積んで、卒検に挑んでる人が多いような気がする。
そやけど。
実際に歩いてみてイイってのは、ニュードライバー教習所だけなんやろか?
実際に歩いて、風景を見ながら、「イメージ」ではなく「実地」で練習モドキができるなら。
それに越したことはないわいな。
もし、これを読んでるアナタが、今から免許を取ろうとおしゃるなら、ぜひ、指導員さんに聞いた方がいい。
「コースを歩いて、イメージトレーニングしてもいいですか?」と。
少なくとも私は、このアドバイスでずいぶん気が楽になった。
実際の検定中も、このイメトレはモノを言った。
ゼッタイ、オススメ。