おはこんばんにちは

かえでです

今回はおそらく世界で一番有名な戦車

Tiger H1について書いていこうと思います

 

まずは史実の簡単なおさらい

1940年フランスを電撃的な攻撃で降伏に追い込んだドイツでしたが戦車の性能に大きな問題を残す結果になりました

フランス軍のルノーB1やイギリス軍のマチルダ歩兵戦車といった重装甲の戦車に対してドイツの主力である三号戦車や二号戦車では火力不足でした

これに対応するために以前より進められていた新型戦車開発計画を発展させるような形で開発されたのがティーガーです

開発、製造はヘンシェル社ですが競合のポルシェ社が開発したタイプがチョビ髭の独断で先行量産されておりこちらはいわゆるポルシェティーガーです

主砲に56口径8.8㎝砲を装備し正面装甲は100㎜

機動性に問題があり特に変速機の故障が多かったとされています

一方でティーガーが戦場に配備されるころにはドイツは守勢に回っており防衛戦においては機動性の問題はある程度無視できる問題でした

結果ティーガーは大戦中世界最強の戦車としてその性能をいかんなく発揮しました

ドイツ最後の戦いとなったベルリンの戦いにおいてドイツ軍最後の戦車となったのもこのティーガーです

 

さてここからはゲーム内のお話

ティーガーH1 バトルレーティングAB,RB,SBともに5.3

装甲に関してはこのBR帯では垂直装甲ということもあり頼りになるものではありません

車体正面で100㎜、側面で80㎜となり周りにいる76㎜砲搭載型のM4やISシリーズが容易に自慢の装甲を貫徹してきます

戦闘の際は敵に対して車体を傾ける「食事の角度」を保ちましょう

「食事の角度」はドイツ軍の戦車教本に載っているわりと正式な用語です

ちなみに「食事の角度」こと通称昼飯ですが豚飯や逆豚飯とともにWoT用語だとか

砲塔装甲は形状が複雑なためかかなり頼りになりますがキューポラが非常に大きく明確な弱点になります

砲塔だけ出して車体を遮蔽物で隠すハルダウンの際は注意が必要です

装填速度は準速で9.6秒

最速で7.4秒で可もなく不可もなく

ソ連の122㎜砲は30秒近くの装填時間があるのでその間に2,3回撃てるということをゴマ塩程度に覚えておくといいかも

砲弾には貫通力165㎜のPzGr 39と貫通力153㎜のPzgr.使うことのないHEATといつもの榴弾があります

一見PzGr 39のほうが強そうに見えますがPzgr.は炸薬量が多くオーバープレッシャーによる絶大な加害力があります

どれくらいの加害力があるかと言うとティーガーH1のキューポラに打ち込んだ場合車体にいる操縦手まで全員が気絶します

つまり貫通さえすれば重戦車だろうがワンパンです

みんなもPzgr.使おう!

機動性についてはこのBR帯では並といった感じ

超信地旋回もできるのがありがたいですが砲塔旋回がめちゃくちゃ遅いのが玉に瑕

 

これらの要素を持ったティーガーH1は運用さえ間違えなければかなりの強車両です

昼飯、豚飯、ハルダウンを駆使することで鉄壁の守りを手に入れつつ超高火力の砲弾のお見舞いできます

逆にむやみに突っ込んでいくと遅い砲塔旋回速度や頼りにならない車体装甲により簡単に撃破されてしまいます

状況やマップに合わせて得意なポジションを取り秘めたる圧倒的なパワーを見せつけていきましょう

 

次回は多分ホグワーツレガシーのレビューを書くと思います

あしからず