京都駅で無事両親と合流し、まずはお目当ての喫茶「ライト商會」へ向かいます。
30度の天気予報だったので暑さが心配だったのですが、日陰の道が多く暑さを感じませんでした。
風も心地よくて、歩くとじんわりと暑いかなと思いましたがそのくらいでした。
少し迷いすぐにはたどり着けなくてしばらく歩きましたが、街歩きもまた楽しかったです。
「あった!!!」
表のディスプレイを堪能し、中へ・・・。
たくさんの骨董、吊るされたドライフラワー、人形たち・・・そこは少し不思議な雰囲気のするアンティークな世界でした。
映画『ハピネス』の展示もいろいろ。
野ばら先生のりかちゃん会えたね
長男はもちろんクリームソーダ。イチゴがかわいい
私はレモネードをいただきました。
驚くおいしさでした。
皆でオムライスをいただきました。
こちらも優しいお味で美味しかったです。
母はフレンチトースト。
その時ちょうど流れていた音楽が『オネスティ』に変わりました。
「あ。」
私の大好きな曲で去年長男がピアノ発表会で弾いてくれた曲・・・。しばし聴きほれました。
店内をすごくすごく見たいけど、お客さんもいたので我慢して席を立ちお会計をすると・・・
ウェイトレスさん(上品なご婦人です。)が、ゆったりとした美しい口調で、声をかけてくださいました。
「どちらからいらっしゃったんですか?」
「○○です。」
「まあそんなに遠くから・・・、どちらに行かれるんですか?」
「・・・第一の目当てはここなんです。」
「え・・・?どうしてここへ?あ・・・嶽本野ばら先生の・・・?」
「はい・・・」
「ええ!?あらあ~、そうだったんですね。あら、まあ~・・・。ゆっくり奥の方もごらんになってくださいね。」
「ありがとうございます!」(嬉しい~)
でもやはりお客さんがいるので、そっとみなさんにお断りの声をかけて、少しだけ見させていただきました。
(店内写真はその時に撮らせていただきました。)
帰ろうとお店を出たら、追いかけて入口まででてきてくれて、「せっかく遠くからいらしてくださったから、これどうぞ」と野ばらさんのグッズをくださいました。
「ここの飾りも音楽も、全部先生がご自分でなさられたんですよ。」
「来られて、とても嬉しいです。」
するとやわらかに微笑んでくださり「先生喜びはるわ~」と。
先生が喜んでくれる?まさか!そんなそんな、滅相もないです、と思いましたが、そう言ってくださった優しい心遣いに涙が出そうになりました。
胸がいっぱいになってしまって、
「もし先生がいらしたら伝えていただけますか?」
と、一言だけ(内緒です♡)お願いしました。
目的を無事に果たした私はしばし茫然と・・・・。
余韻に浸りながら、四条河原町の次のカフェーへと向かったのでした。