旅の記録をつけていきたいと思います。
今回の旅は、どうしても行ってみたいところがあって・・・・
それは『ライト商會』という喫茶店。
私が初めて大好きな嶽本野ばらさんのサイン会へ行くことができた思い出の本『ハピネス』が映画化されて、
ハピネスコラボカフェが開催されたとの記事を読み、
野ばらさん自らコラボカフェに展示をしている様子を野ばらさんのインスタで見て、急になんとしてもあの天使のリカちゃんに会いたくなってしまったのです。
それから、野ばらさんの『カフェー小品集』というとても好きな小説があり、いつかその本に出てくるカフェー全てを聖地巡礼するのが夢だったのですが、日々に追われ訪れることができないままに時はどんどん過ぎて行き、時代の流れで古き良きカフェーはどんどん閉店してしまっていて・・・。
本の中で一番行きたいと思っていた京都の『若王子』も閉店してしまい
(結局、まだ井之頭公園の『宵待草』にしか行ったことがないんだよね。でもその『宵待草』も閉店してしまった。)
あともう京都でここに載っているカフェーは『フランソア』だけなのよね。
だから、一度も行けないうちになくなってしまうかもしれないな~なんて感傷に耽り、独り言のように話をしていると、聞いていた主人が
「行きなよ、京都!行った方がいいよ。コラボカフェは今だけなんでしょ?このGWに重なったのもめぐり合わせかもしれないよ。せっかくだから『フランソア』も行ってきなよ。今しかないんじゃない?」と。
「え?本気?」
自分で言っておきながら現実味はなく、半分夢物語のように話していたのでびっくりしてしまいましたが、はっとして「そうだよね!行こう、京都。今、行くべきだよね。」
そしたら長男が「僕も付いていくよ、京都」と。「ママ一人だと心配だし」
「でもね、目的がカフェーだけなの。でもそこはじっくりと行きたいの。他にも行きたいカフェーがあって1日目はほぼそれだけになると思うよ。だから、つまらない旅になるかもしれないよ。それでもよいの?」
「大丈夫。カフェ巡り、僕もしてみたいな。僕はクリームソーダの飲み比べをするよ。」
急いで新幹線の空席を調べ、ホテルも予約しました。
そして私はすぐにガイドブックを買いに行き、旅の計画をたてたのでした。
5日の新幹線は結構空きがありましたが、6日の新幹線は19時代までは満席で、20時近い発車のグリーン席しか空きがなく帰りが遅くなるので次の日学校の息子には申し訳ないと思いましたが、ここは6年生なので頑張ってもらいました。
ので二日目も、たっぷりと京都を楽しめる、ということで、観光計画も立てたのでした。
両親にも連絡し、お誘いを。
(両親は車で旅に出ることに。4日発 名古屋に泊まり、5・6と京都 7彦根 8に帰宅)
5日 早朝
いざ、京都へ
息子との新幹線二人旅が始まりました。
嶽本野ばらさんの『ハピネス』サイン本・車窓から見えた富士山・カフェー小品集
『右を見て 息子の声で微笑んだ 何ていい空 美しき富士』 くれあ
京都駅には両親が待っています。