感謝=安心+喜び
シェアします
願いをかなえるのに障害と思えるものがあり「この問題をどうやって解決したらいいの?」と不安になった時には「私はなぜ、この問題を解決できたのだろう?」「私はどうやって、この状況を脱したのだろう?」と、毎日自分に問いかけ続ければ、やがて解決策が浮かぶか、自動的に状況が整います。
潜在意識の特性として、問いかけられると答えを自動的に考え出すというものがあります。
自分が顕在意識で考えるのを止めたとしても、潜在意識は24時間365日、不眠不休で答えを探し続けます。
この性質を利用して、問題解決策を潜在意識に考えさせるのです。
潜在意識は、現実と想像の区別がつかないので、もう解決したという前提で質問すると、現実をそのように作り変えようと、本人の思考に働きかけて、自然に問題を解決する方向へ導きます。
逆に「自分はなぜダメなんだろう?」などと考えると、ダメな理由ばかり思い付きますから、気をつけてください。
「自分はなぜ、有能なんだろう?」「なぜこんなに幸せなのだろう?」などと、自分の望んでいる状態が実現した体で問いかけ続けると、現在の状態がどうであれ、やがて問いかけた内容が現実になっていきます。
くれぐれも、問いかける内容は、ポジティブなものにしてください。
余談ですが「どうして自分はダメなんだろう?」は、界隈では『悪魔の問いかけ』と呼ばれていて、癖になると、本当にダメな人間になっていきます。
逆に文言をうまく作れば『神の問いかけ』や『黄金の問いかけ』『奇跡の問いかけ』などを自作できますから、各自工夫してみてください。
例文として「どうして私は〜」の次に以下を繋げます。
※鏡に向かって口に出して唱えると、抗暗示障壁を超えられるので、効果が強く出ます。
☆こんなに幸せなんだろう?
☆こんなに豊かなのだろう?
☆○○問題を解決できたのだろう?
☆○○を手に入れたのだろう?
☆○○になれたのだろう?
普段から口癖のように繰り返し唱えていれば、潜在意識は重要なことだと判断して、優先的に処理しようとしますが、長期的な願望なら、毎日朝昼晩に1回ずつ鏡に向かって唱える程度でも良いでしょう。
例えば、毎日朝晩の歯磨きの前に、洗面台の鏡に向かって「どうして私はこんなに美しいのだろう?」と1回でも唱えることを習慣にすれば、1年後には本当に美しくなっています。
これが潜在意識の魔法です。
聖人ヤリスさんに、人類全体の幸福に資する内容の方が、潜在意識が全面的に味方すると教えていただいたので、大きな事がしたい人は
☆どうして私は、地球を豊かにしているのだろう?
☆どうして私は、人類を幸福にしているのだろう?
☆どうして私は、世界を救ったのだろう?
などの文言がお薦めだそうです。
☆黎明の魔人:ソフィー・ノイエンミュラー
問いかけメソッドのポイントは、問いかけながらも答えを頭で考えたり、その考えに基づいて行動したりせずに、目の前の仕事や生活に集中することです。
潜在意識は、リラックスかつ集中した状態に、最も順調に稼動します。
ポイントとしては「何で?」と問いかけて、その答えを顕在意識——つまり自分の頭で出そうとしないことです。
答えを出そうとするのは、主に左脳の思考です。
そうではなくて「何で?」と投げかけっぱなしにするのです。
すると「何で?」と問われた脳(右脳・潜在意識・あちらの領域・全体意識)は、その答えをひねり出そうと考え続け、そして現実世界にそういう状況を作り出すのです。
口に出して言うのがなんだか恥ずかしかったり、違和感を感じる時は、心の中でつぶやくだけでも良いのです。
誰にも聞かれないのなら、できますよね。
そして、口癖のように日頃から、繰り返し心の中で唱えるのです。
もちろん、智子さんが薦める鏡を使うやり方も、凄く有効な手法です。
実は潜在意識は、大脳辺縁系という所にあります。
感情と密接な関係がある場所です。
だから『ザ・シークレット』などの巷での引き寄せ本では、感情を伴ったイメージを推奨しています。
そして、引き寄せや潜在意識の発動に最も有効な感情は『感謝』です。
成分式は(感謝=安心+喜び)です。
問いかけとともに、感謝の感情が湧いて来るようになったら、その問いかけは成功確定だと思ってください。
それくらい、波動=感情も大事な要素です。
☆智子
ソフィーさん、貴重な情報をありがとうございます。
最後に、潜在意識にメッセージを届けやすい4つのタイミングをお知らせします。
まずは①「寝際」と②「寝起き」です。
これは専門用語で「特別無条件同化暗示感受習性」という長い言葉になっていますが、要は意識が曖昧になり暗示にかかりやすくなっている状態です。
この時に聞いたことや考えたこと、自ら発した言葉は、すんなりと潜在意識に受け入れられますから、毎日の寝際と寝起きは、問いかけメソッドや命令法の大きなチャンスだと思ってください。
そして③飲食中です。
何かを食べたり飲んだりしている時は、潜在意識にメッセージが届きやすくなっていますから、飲食中に悪い考え事などはしないで、逆にポジティブな問いかけやイメージをしながら食事を楽しんでください。
最後は④排泄中です。
科学的な解説は省きますが、大や小を出している時は顕在意識の抗暗示障壁が緩んで、潜在意識に意図が届きやすくなっていますので、個室で用を足す際は、誰にも邪魔されないので、問いかけや命令を行うチャンスです。
①〜④は、どれも毎日行うことなので、その度に実践できます。
他には、呼吸停止中に行うなどの秘伝もありますが、こちらは気が向いた時に解説させていただきます。
これらのちょっとしたコツ(タイミング)を知っていれば、問いかけメソッドは、より早く効果を出すことができます。
