植物は単体でいきているのではなく
他の木々と様々な
コミュニケーションを
とっているのです。
お借りします。
「木はきのこで会話する」
森の生態系への考え方が変わってきました。今まで、種というレベルでの考察が主に行われてきましたが、最近の研究で、
植物は単体でいきているのではなく広く繋がったネットワークの一部であることが分かってきたのです。
森に生えている木は、菌糸体(mycelium network)によるネットワークを使い他の木々と様々なコミュニケーションをとっているのです。
太陽が当たり難い若い木や、病気にかかった木、または、伐採されてしまった木は、このネットワークを使いSOSを発信します。すると、他の木から糖分、水、栄養が菌糸体を使いその木を助けます。切り倒され光合成ができなくなった切り株が長い間生き、そこから新しい芽が現れるのは、このネットワークがあるからです。
菌糸体のネットワークは、古く大きい個体ほど広く、その個体がハブの役目を果たし、周りの木の成長を見守っているのです。
不思議なことに、このネットワークは、同種他個体間だけでなく別種とも繋がりを持ち、森全体を支えています。まるで、他の動物と神経と血管が繋がっているような仕組みです。
森の植物は、そこに住む様々な生き物の全てが健康的に繁栄していることが、即ち、自分の存在を維持していると理解しているのでしょう。
これに比べて人間の知識はあまりに浅はかです。植林や農業、サンゴの移植、魚の放流、養殖などが上手くいかないのは、こういったネットワークを無視し、人間に都合の良い種だけを大量に作ろうとしているからでしょう。
もう少し謙虚になり動植物の声に耳を傾けることが必要ではないでしょうか? 動植物は会話をしていないのではなく、人間にそれを聞く耳がないだけなのかもしれません。
(転載終了)
植物はみんな繋がって
助け合って生きているんですねー
しかもお日さまの光に
みんなが当たれるように
葉っぱがちょっとずれて生えていて
ケンカしないように
秩序ができているんですねー
画像はあっちこっちから