『壺坂霊験記』
~ことばの劇場にて
たった7分という枷。
(・o・)ノ
この壮大な浄瑠璃を7分でまとめるというのはかなり大変な作業でした。
芝居の一部分、ひとつのシーンを切り取るという手法がどうしても嫌で。
全編をきっちり通したいという強いこだわりが私にあったからです。
「みっつ違いの兄さんと…」の一番有名なあの口説きをカットするなど、苦渋の選択がいくつも。
けれども、大好きな壺坂霊験記を一から書き直すという作業はとても楽しかったです。
当日、板にのせるまでのひとつひとつの過程にワクワクしました。
いちねん前から少しずつ温めてきた壺坂霊験記。
その世界観を感じたくて、現地まで何度となく足を運びました。
たくさんの取材を重ねました。
私なりのお里を作り上げたかった。
奈良の山深い奥地に、壺坂寺はあります。
『壺坂霊験記』は、私が愛してやまなかった大切な師匠の遺作のひとつです。
師匠が愛したこの筋立てを、いつかやってみたいというのが私の夢でした。
その夢が叶って本当に嬉しい。
ご覧いただいた皆さまに、私の想いが伝わったのならとても喜ばしいことです。
(≧∇≦)
今回の挑戦。
大仰な道具と衣装がなくても、古典はできる!
美しい日本の“コトバ”を伝えることはできるハズだ。
それを体現したかった。
派手な所作をつけなくても、台詞ひとつひとつで想いを伝える。
この作品をご覧になって、文楽を観てみたいと仰ってくださるかたの存在は今後の糧となります。
この活動をこれからも繋げていきたいです。
そしてもうひと作品
『桜の森の満開の下』
こちらも。
桜さくらサクラ桜。
ぞわっと怖かったよと感想をいただいて。
うーん。
嬉しいですね!
( ̄∀ ̄)
お越しくださった皆さま。
本当に有難う御座いました!