ひらかな盛衰記 源太勘當
今回の源太も与三郎も、染五郎さんは梅玉さんに教えていただいたのだそうです。
正統派。とても丁寧な御芝居。![]()
この芝居の見どころを聞かれて染五郎さんがおっしゃったことは。
『目に見えない色彩感覚』
ふっ深いですねー。о(ж>▽<)y ☆
色んな衣装が出てきます。
それぞれの役柄にあった色彩です。
華やかだったり鈍色だったり。
源太は二枚目らしく美しいシャープな色づかい。
けれど、そういった表面的な色目だけではなく、『情』の部分、「母子の絆」という”色”
それが見どころなのですと。
格好いい・・・( ̄▽+ ̄*)
芝雀さんの千鳥。
凛として美しい。
染五郎さんのお話でもあったとおり。
衣装がとても可愛い。![]()
派手すぎず主張しすぎず、でも品のある華やかさ。
素敵でした。(・∀・)
源太と弟・平次景高。![]()
どちらが年上か判らない(笑)
ところが見た目から想像できない歌昇さんの平次が幼くて笑いを誘う。( ´艸`)
そのおかしみが絶妙。
東蔵さんの母延寿。![]()
貫禄でぐぐっと迫る感はないけれど、じわじわときます。
母が源太を笑うところが切なくて。![]()
その泣き笑いにこちらまで複雑な顔になってしまいます。
母の愛はどんなときでも揺るぎない。![]()
そして、何よりも強いのです。
鬼平犯科帳 大川の隠居
演舞場公演を再構築した今回。![]()
私は前よりよくなっていると思います。
季節感がますます鮮やかになって、生き生きと描かれる役柄。![]()
初鰹までの時間の流れがはっきりと出て。![]()
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吉右衛門さんの表情がよいですよね。(*^▽^*)
咄嗟に顔に出してしまった感情を取り繕う人間くささ。
平蔵という人柄を見て取れる。
本当に奥深いいいひとだー。
船頭友五郎・歌六さん。
ぐふふふっ(/ω\)
独特の笑い方がこの役の思い込みの強さと偏屈さを伺わせる。
この男が段々と平蔵に対して心を開いてゆく過程がとてもナチュラル。
こういう自然な流れというのは実はとても難しい。
左馬之助で色を添える左團次さん。![]()
話のテーマをはっきりとさせるキーマン。
とても味わい深い。![]()
役者が代わると雰囲気ががらりと変わる。![]()
妻・久枝。役人の妻として完璧なオーラで福助さんが演じたのに対して、影からそっと支える妻というイメージを作る芝雀さん。![]()
面白いなあと思います。o(^▽^)o
松江さんへの劇中の口上がとても温かい。![]()
格式ばったその形の中に皆さんの松江さんへの思いが伝わってきてほのぼのしました。
それはまた、松江さん自身のお人柄も表しているのでしょう。![]()
”大川の隠居”さんは江戸の平和の象徴なのだなあ。(・∀・)
今回は
父とふたりで出かけたのですが。![]()
「御園座のお昼行くからね。」
「何やるんだ?え?吉右衛門?鬼平?」
いつもはそれほど気乗りする感じではないのに。
野鳥の会のような大きな双眼鏡を持参して、待ち合わせの1時間も前から御園座で待っていてくれた父。
よほど嬉しかったのだろうなあ。
吉右衛門さんが登場するたびに身を乗り出すように双眼鏡を見つめる。![]()
思わぬ親孝行だったみたいで嬉しくなりました。
池波正太郎ふぁんはやっぱり根強いのね。(^▽^;)
