最近いろいろなことがあったりで寝付けないこともあったりで
昔読んだ本をひっぱり出して読んだりしている
私は一度読んだ本はよっぽど気にくわないもの意外は手放さない
何度も何度も読む
すると最初に読んだ時とは違うメッセージがあったりして…
その時どきで発見があるから
手に取って購入した本やうちにやってきた本たちはどう考えても知のシンクロニシティだし自分のどこか一面をもってやってくるから
で、久々に
新井素子『チグリスとユーフラテス』
を開いた
最近私の中の女性性部分が傷ついてんだなぁ~
もう、三回目くらいだけど今回は5~6年ぶりになる
新井素子っていうと小学&中学のころ読んだ少女小説だけど、
この作品はかんなり大人の女性のためのSF人生ものになってると思う
この本は1999年に新井素子がSF小説大賞を取った作品なんで、たぶん新井素子が30代半ば~後半に書いた作品だと思われるんで、そういう部分でも年齢的にシンクロすんだろね
(いまいち調べてなくて、すんません)
またもや泣きながら読む
第一項のマリア・Dのエピソードからしてもうやばい
ゼウス、これが、最後の、呼びかけ
ねえ、ゼウス。
あたしは、あなたと、生きたかった。
照れや、プライドや、いろいろなものがあって、前の人生では言えなかったけど…今なら言える
あたしは、あなたと、生きたかった。
あなたと、一緒に、生きたかったんだよぉ!
第一項のラスト部分
女性ならみんなが持っている自分の選んだ道への希望、後悔、そして生きてゆくという意味
沢山の登場人物がじつはずべての女性がもつ多面体であるのは
あきらかで、そしてそれにつらなる女として産まれたのに、女として成熟できず生涯を少女であり子供として生きたルナの物語
ぜひに女子には読んでもらいたいSF小説。
私たちはいつも今度こそは大丈夫
大事に大事にしようと臆病になりつつ、自分や周りや、相手や時間とおりあって生きていく
そしてそれらぜんぶが正解でありますように
足踏みしながら
むー
ニュートラルにいくよ!
勇気を持って生きていくようなエッセンシャルオイル
ローズウッド、ビリーブ、レモングラス
(この辺のオイルは私の日々使いオイル。お風呂でもマッサージでも大活躍。ありがとネ~)