姉の病気は
運動神経が損なわれていき
あらゆる
脳から筋肉への指令が伝わらなくなり
結果筋肉が弱っていく病気。
歩けなくなり
立てなくなり
指さえも動かなくなりました。
のどの筋肉もなので
話すことも
食べることも
飲むことも出来なくなりました。
これは
起き上がることは自分で出来ないけれど
まだ指が動き
スマホ入力がギリギリ出来てたころ。
ほぼ食べられなくなって
水を飲むのもしんどくなって
どんどん出来ないことが増えていく中でのことば。
やりたいことできない
妥協、我慢、忍耐、
受け入れる、、共存、転換、
どうにもならないこと、受け入れて、、、
やっていくしかない。
できる事に目を向けて、
やっていくしかない。
先のことあまり考えないようにしよう。。
今を生きる。
ひとつひとつの、瞬間の、積み重ね。
起きてしまった過去を思い悩むのも
起きてもない未来を心配し悩むのも
しなくていい。
今、
今をどう生きるか。
なのだけど、、、
それでも
自分ではどうすることも出来ない病気を受け入れなければならなかった辛さ。
この先、自分がどうなっていくかの不安。
姉のやりきれない思い
、、、
その胸の内の声
つらい。
悲しい。
を
聞いてあげれていたんだろうか。
姉は
今の心の叫びを
吐き出せていたのだろうか。
わたしはそんな思いが湧いてきた。
罪悪感?
後悔?
もっと聞いてあげれてたら良かった。
っていう私の気持ち。
と
コロナじゃなかったら、、、
もっと色々出来たのに。
という言い訳と。
その時その時
わたしも出来る範囲で精一杯やってきた。
それが最大限だった。
という気持ち。
でもね。
姉は姉で自分と向き合い
生きたのだ。
わたしがこうしてあげれば良かった。
わたしがああしてれば姉の気持ちはもっと、、、
なんておこがましいってもんだ。
一緒に泣いた。
ぐちも聞いた。
一緒に笑ったし
わたしの出来るサポートや
マッサージもやってきた。
その都度考え
言いたいことを言い
やりたいことをやってきた。
自分もみとめてやろーじゃないか。
姉も言うように
この今を大切にしよう。
後悔も
罪悪感も
言い訳も
まるっと抱きしめていこう。
そして
残る後悔があるのなら
もうそんな後悔をしないように、、、
今を見つめ
今を生きよう!