Z先生の一通りの説明を受けた後、気になってることを聞きまくる。
Q1. 嗅覚が無いことについて
A 考えられる原因は、
・副鼻腔炎だから。
・治療によって嗅神経が破損した為
・治療によって炎症を起こしている為、鼻の分泌物が多く出ている。
それが嗅覚のセンサーを覆ってしまっている為
大きく分けるとこの3つ。
ずっと戻らない人はこれまで聞かないから、戻るスピードは分からないけど
(個人差がある為)、回復するはず。
ただ、病気の前と同じレベルまで戻るかは分からない。人による。
Q2. 味覚がないことについて
A これは、抗がん剤の影響によるものだから、Y先生に聞いてみるように。
Q3. 涙が常に出るようになったこと
A 腫瘍の位置が位置なだけに、広めに照射したことによって、
涙道(涙の排管)も陽子線を当てて焼いている。
人は誰でも絶え間なく涙が涙腺から出て、涙道から体内に戻るけど、
涙道を焼いたことによって体内に戻らなくなった、
とのこと。
えーーー!!! そんなことをされていたとは!
どうやら中途半端に照射すると、眼球の近くにがんが残る可能性が
あるらしく、そうなると眼球摘出をした手術をすることになるから、容赦なく
照射したそうです。
衝撃的ー!
「女性は涙目でかわいいで。」
・・・う、う、ショックを受けてても仕方ないから、そのように思い込もう。
これからずーっと涙を拭く生活だー。
(※腫瘍の位置→MRI画像 )
(※涙道とは →涙道 )
Q3. 4月下旬の検査で、がん細胞がアクティブだったら問題があるか?
A 無い。
陽子線の効果は、アクティブながん細胞が細胞分裂をしようとするときに攻撃をして
がん細胞の分裂を防ぎ、かつ元の細胞を死滅させる。
嗅神経芽細胞腫の特徴は細胞分裂がとっても遅いことらしく、その遅さの為腫瘍全体
への効果が出るのが半年後になる。
4月下旬では効果が全体に効いているとは考えにくいため、腫瘍がアクティブだったと
しても気にしないし、気にしないように。ただ、大きくなっていたら問題だから、大きくなって
いないか、という点だけはチェック。
とのこと。
気になってることはこんなとこ。
丁寧にご説明頂き、理解しました
検査結果は5月に分かります。
続いては看護師Iさんによる、お肌チェック!
その次は血液検査の結果を受けて、Y先生の診察です。