マイナンバーカードの運用に問題ありそうだ。
全国すべての人に一律10万円を配る「特別定額給付金」の申請用紙は届いただろうか。
忘れられているんじゃないかと思わせるくらい“なしのつぶて”である。
何か自己申請でもしないともらえないのかと心配になる。
東京などでは区役所に人混みができるほどの混雑だというのに、我が家だけ何もないのは不安になる。
その申請には、送られてきた書類に記載し郵送する方法と、マイナンバーカードからオンラインでの申請も可能だそうだ。
そのオンライン申請にはマイナンバーカードが必要であるが、トラブルが多いと報道されている。
電子証明書の有効期限が切れているとか、暗証番号を忘れたなど窓口対応が混乱している。
私も持ってはいるが意識していなかった。
暗証番号はすでに忘れている。
新型コロナウイルス騒動でいろいろなことが、どうなっているのか見えなくなっているような気がする。
来年3月から本格導入される予定になっている「マイナンバー資格確認」に関する準備は大丈夫だろうか。
マイナンバーカードが保険証の代わりになるというものだ。
予定では来月くらいからレセコンのベンダーを通じて機種への対応が始まるはずだ。
また、マイナンバーカードリーダーは各薬局に国から無償でもらえるはずだが、そんな動きなどどこ吹く風のように思う。
今回の「特別定額給付金」において、マイナンバーカードに関するいろいろな問題が浮上している。
このままだとこれからも混乱が予想される。
この仕組みをある程度理解して対応しないと薬局の窓口でも混乱が生じる。
マイナンバーカードの有効期限切れや暗証番号を忘れた場合の対処など、薬局窓口で逆切れされても困る。
2019年11月の時点でマイナンバーカードの普及率はたったの約14%だった。
そんなマイナーな状態でメジャー出場には無理がある。
上の人は指示を出すだけ。
それを受けて動く人はてんてこ舞い。
それにしてもあれだけ強引に押し通そうとしていた法案が、いともたやすく引っ込んでしまった。
”朝令暮改“と言うとかっこいいが”ご都合主義”では困る。
何となく幻滅!
現場も”朝令暮改”には従うが”ご都合主義“では混乱する。