停止した脳 | kae-managementのブログ

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2008年から2025年9月5日まで約6400日のブログを書いてきました。
gooブログの終了に伴い、ブログも終了することになりました。
本ブログは、書き溜めた約6400日分のブログの備忘録です。

自動化されるとどうなるのか。

 

医薬品医療機器等法(薬機法)の改正案が11月27日に可決され、服薬期間中のフォローは1年以内に施行される。

それに合わせて、その準備も早急に始まっている。

患者に高齢者が多いので、一般的には電話によるフォローが多くなると思われる。

ただラインを使って行う動きもみられる。

確かに、ラインだと電話と異なり相手の都合への配慮が出来る。

患者が内容の確認をしたかも「既読」で判断できる。

メッセージを受けた患者も気軽に問い合わせがしやすいと言う。

ただ、そのフォローが自動的に送られるとしたらどうだろうか。

自動送信だと忘れる事もなく管理しやすいそうだ。

最も服薬期間中のフォローが必要な高齢者は馴染むだろうか。

もちろん、今どきの60歳代はラインも使っているが、これから服薬管理が必要になるのは75歳以上の高齢者であるはずだ。

 

これでいいのだろうか。

ラインで薬剤師としての個別対応がどこまで可能なのか。

定型文のペイストでは味気ない。

薬剤師の何かが損ねるような気がする。

上記のようなシステムに、ドラッグストアや薬局からの問い合わせが多いらしい。

そこには服薬期間中のフォローが薬機法で決まったからやる。

その対応しか考えていないような気がする。

 

若い薬剤師は学生時代に薬歴の書き方を習っているようだ。

服薬指導はままならないが、薬歴はなかなかポイントを押さえている。

この薬歴への記載も薬の入力とともに、患者に何を確認すべきかのメッセージが出る仕組みがあるらしい。

便利な世の中になった。

 

パソコンでブログや資料の作成をする。

漢字がわからなくてもキーボードを叩くと字が出てくる。

数字の計算は電卓がある。

便利な世の中になった。

でもちょっと困ったことがある。

ちょっとした漢字が書けない。

簡単な計算が出来ない。

脳が思考停止状態になる。

手書きだと漢字に自信が持てない。

まさに、こんな感じである。

2ケタ以上になると暗算の計算があっているかどうか不安になる。

明らかに脳が退化している。

だけど口だけは達者である。

屁理屈や人の批判は次から次と出る。

 

困った人間になりつつある。