ケアマネジャーから薬の勉強会をして欲しいと依頼があったそうだ。
これは「在宅訪問活動」につながるチャンスと、薬剤師が在宅に関わるメリットを考えて臨んだそうである。
ところが、ケアマネジャーからの最後の質問が「薬剤師が薬の相談に乗ってくれるって本当ですか?」だったそうだ。
薬剤師が薬の相談に乗らないで、誰が相談に乗るんだと言いたいが、「今まで相談しても医師に相談して下さい」といわれたとのこと。
ケアマネジャーはいろいろ聞きたいことがあるらしいが、医師に相談すると機嫌を損ないそうで、どうしたらいいのか困っていたともらす。
これを聞いてケアマネジャーの間では、薬剤師は薬の相談相手ではなかったと思い知らされたそうだ。
何だかやるせない話である。
以前にも書いたが、知り合いのケアマネジャーが薬の管理をお願いしたいと、利用者が住む近くの薬局2軒に「居宅療養管理指導」の依頼をした。
すると1軒は「経営者に相談してみます」と返事は後日となった。
もう1軒は「後ほど連絡します」と言いながら梨のつぶてだったそうだ。
で、経営者に相談した薬局は、「配達の車の手配が出来ないのでお断りさせていただきます」とのことである。
車など要らない。
歩いて5分ほどの所に利用者のご自宅はある。
どうなっているのか。
こんな薬局でも壁には「私たちは地域の健康管理に貢献します」何て理念が掲げてあったらどうする。
自分の背中は自分では見えない。
こんな事件があって初めて薬剤師の在宅での立ち位置が分かる。
先ほどの薬剤師は、この経験を踏まえて、もっと地域への活動を積極的に続けようと志を新たにしたそうだ。
偉い!
そんな報告のメールをいただき、読んでいると何だか涙が出そうになった。
「本物の薬局、本物の薬剤師」を一緒に考えて行きたい。
患者視線から、利用者目線から。
薬剤師らしいこともしていない私が言うのも変だけど.
昨日の午前0時50分に柴田トヨさんが亡くなった。
彼女の詩集「くじけないで」は98歳で刊行している。
これは150万部を超えるベストセラーになっている。
101歳だったようだ。
ご冥福をお祈りしたい。
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