「患者として感じた事」を中心に、お話させて頂きました。
私は、「ご来場の方」によって、話す内容を変えていますが、
保険会社の方が多い時は、【告知から、どのような心理変化があるか】を知って頂きたいので、「私の当時の日記」などを引用してお話しています。
こうした講演をする時、事前に準備をするのですが、毎回、
当時の自分に引き戻されるので…だいぶ、心理的にはキツイ作業ですが
今現在、そうした心理状態である人が、保険会社の方にとっては
「向き合わなければならないひと(=保険加入者)」なので、
しっかりとお伝えするようにしています。
私がお伝えしたいことは、「自身の治療に関すること」ではなく
【サバイバーさんが、自分らしく、どう生きていくか】なんです。
それは、患者さんやサバイバーさんだけでなく、
周りで支える方々(ご家族、パートナー、お友達)にとっても
すごく大切なことであり、答えは一つではありません。
だからこそ、それぞれの「生き方」を模索していくことが、
現代社会には必要なのだと思っています。
経験しないと分からない事が多い分、周りの方が
「どう、向き合ったらいいんだろう」と悩み、胸を痛めているのも
私は(友人の闘病を通して)知っているため、
そうしたお話もさせて頂きました。
お互いを思う気持ちが、良い方向に向くといいですね。
C-ribbons】のサイトでは、フジモリが 今まで「聞かれて多かった質問」をQ&Aで載せています → コチラ「Kae's room」
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