霊幻道士7&来来キョンシーズを観ました(-^□^-) | かづきの逆ギレポジティブな日々

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痛いですが、いろいろバカみたいに語ってます~(;^_^A

今年もあと21日、暖冬とは言え、日頃寒さが増してきてます(T_T)

インフルも流行っているそうなので、いつも以上に体調管理に気を付けて、大忙しの年末を乗り切りたいと思います。

ここ数日近所で建築トラブルが起きていて(;´Д`)何やら騒がしい毎日です……(ノ_-。)

うちの敷地にも隣接しているので、うちの旦那さんも大激怒して、お隣近所の方々や町内会長さんらと結託し、建築会社とその施主と話し合いの場を来週儲けるそうです。

穏やかで平和に暮らしていただけなのに…なんでこんな大事になってしまうかなあ……(T_T)

建築中の建物は普通の家ではなく特殊なものなので、近隣から大クレームが来ても仕方ないし、私も毎日その建物が目に入るのは気持ち良くないなあ…仕方ないことだけど……

来年は波乱の年になってしまうのかな……(;´Д`)

 

それはさておき、前々からブログにも書いてましたが、この年にしてキョンシーブームが再来し(笑)

時間がある時に過去作品を順番にネットなどで観ています(*^_^*)

 

 

 

 

 

キョンシー映画は1980年代後半に大流行した中国清朝時代のコメディーアクションホラー映画。

香港製作の「霊幻道士」と台湾製作の「幽幻道士」と2大シリーズがとても人気でした。

私も子供の頃テレビ放映された霊幻1、幽幻1・2をビデオに撮って繰り返し何度も観てました。

その後もシリーズが続き、霊幻道士の方は今も続編が作られていて、Amazonプライムビデオなどで観ることができます(*^_^*)

でも中国側の事情により、だんだんキョンシーは出なくなっていってるらしいですけどね(;^_^A

何十年経った今でも、子供の頃に観たカッコイイ道士と怖いキョンシーの戦いや、大人気だった美少女テンテンなど子供達の大活躍を懐かしく思って観返している人達がいるわけです。

何度も観返した作品もですが、初めて観る続編もすごく面白くて楽しかったです。

 

さてさて、今回の感想レポは霊幻道士7「ラストアクションキョンシー」

※ネタバレもあるので、読みたくない人はスルーして下さいね。

 

 

 

DVD化されておらず、アマプラにもなかったけれど、いろいろ検索してたら観ることができました(^_^;)

あまり期待しないで観たのですが、これは元祖霊幻道士1が大好きな人だったら、楽しめる作品じゃないかなと思います。

霊幻道士シリーズは全シリーズ独立した物語で、共通しているのは主役の道士ラム・チェィンが出てきて、キョンシーや幽霊と戦うという設定です。話が繋がってないから、毎回違う人達が登場してくるのが幽幻道士と違うところです。

(幽幻道士も繋がっていたのは3までで、4や来来キョンシーズは別物の話になってます)

 

霊幻4にはラム道士が登場してませんでしたが、それ以外の作品はちゃんと彼が弟子たちと共にアクションや法術でキョンシー退治しています。まれに他の道士も出てきたりしますが、毎回弟子は違う人物だったりします。

だけどこの7は、元祖霊幻1に出てきた弟子2人が再び登場し、ラム道士とチュウサム、モンチョイのゴールデントリオの大活躍が見られるという訳ですヾ(≧▽≦)ノ

完全無敵のラム道士、二枚目半のイケメンチュウサム、おっちょこちょいのモンチョイ、彼ら3人のやり取りがとても懐かしい!!これが喜ばずにいられようか!!

思えば霊幻1はキョンシーの恐ろしさも記憶に残っているけど、その恐怖を和らげたのはこの憎めない2人の弟子たちがいたから。

香港アクションコメディー映画として、子供でも楽しめてたんじゃないかなと思いました。

だから私個人的には、これを霊幻1のあとに製作公開して、霊幻2にして欲しかったです(笑)

その方がわかりやすいもの(^▽^;)

 

今回の7はキョンシーはもちろん出てくるけれど、メインは水子の悪霊との戦いでキョンシー自体はおまけっぽい扱いでした(^_^;)

だけど、あの完全無敵で完璧な主人公であるラム道士のいろいろな一面が観られたのがとてもよかったです。

その分弟子2人の見せ場が、霊幻1よりは少なくなっていて寂しかったところもあるけど(笑)

(霊幻1ではチュウサムが女性の幽霊と恋に落ちたり、モンチョイはキョンシー化してしまったりと、どっちにもおいしい場面があった)

 

かつてラム道士と恋仲だった女性の旦那がキョンシーに噛まれてしまい、道士としてそれを治すために出向く時、昔の恋人ミチレンに久しぶりに会うのだからと、張り切ってタキシード着てくる場面(笑)←ラム道士の洋装姿初めて観た(笑)

彼の門下生でラム道士に片想いしているチャイという女性に強引に迫られる。彼女は容姿は悪くないけど、自分の欲望に忠実な品のないおばちゃん(笑)

ラム道士は一旦何とか逃げられたものの、ミチレンが出産間近で、胎児に水子の悪霊が憑りつこうとしているのを阻止しようとし、法術師として優秀な彼女の力を借りるために操を捧げてしまう(笑)

恥じらいながらタオルで体を隠してベッドへ向かい、事後満足気にタバコを吸ってるチャイの隣でシーツにくるまって半泣きになってる(笑)

そんな乙女のようなラム道士がいじらしくて可愛かった(笑)

最後の方チャイと力を合わせて悪霊退治するところは、まるで夫婦みたいに息がピッタリでお似合いだったけど(笑)

ミチレンと旦那の幸せそうな様子を見て切なげな顔をしつつも、2人が幸せであってくれたら…と身を引く健気なところも素敵だったなあ…(*´ω`*)

 

あとすごく印象に残ったシーンが、ラム道士に頼まれてミチレンの妹がチャイを屋敷まで連れてこようとした時、森の中で濃霧の中から突然現れた赤の婚礼行列と白の葬儀行列に挟まれ、それぞれ神輿と棺の中に閉じ込められてしまう場面。

水子の悪霊が邪魔ものを排除するために幽霊たちを操って2人を海に沈めようとしたのだけど、チャイの法術でなんとか脱出する。

霧の中から現れた紅白の集団がとても不気味なんだけど、すごく幻想的で美しかった。

 

↓中国語の解説動画です。日本語字幕が出ないので何を言ってるのかわからないけど、映像がとても美しい

 

 

 

 

まあ、現代では放送できないような場面(下ネタ系)もあるにはあるんですが(^_^;)それらを超越するぐらい、面白くて怖くてカッコ良くてちょっぴり切ないお話でした。

ホントこのラム・チュウ・モンの3人でずっと霊幻道士やってて欲しかったなあ~(ノ_-。)

ラム道士もモンチョイ役の方も亡くなられていて、今はチュウサム役の方がラム道士のあとを継いで霊幻道士になってます。

 

霊幻道士シリーズの中だと、霊幻1の次に好きな作品になりました(*^_^*)

 

 

 

続いて幽幻道士シリーズのテレビドラマ版「来来キョンシーズ」の感想です。

こちらはAmazonプライムビデオにあるので、そちらで吹き替え版を初視聴しました(*^_^*)

 

 

 

前に観た幽幻3と4が思ってたようなキョンシー映画ではなく、子供向けの特撮アクションっぽくなっていたのがちょっと残念だったので、正直来来キョンシーズも期待してなかったんですよ(^_^;)

まあテンテンちゃん人気にあやかって、日本のTBSが台湾に製作持ち掛けたらしいですから、始めから子供向けドラマとして作られたんだろうなと思ってました。

 

が!!意外にも(?)しっかりキョンシーの怖さが画面から溢れ出て、これぞキョンシーだ(≧▽≦)と面白かったです!!

 

あとから調べたら幽幻3よりも前に撮影されてたそうなので、まだ元祖キョンシー映画の雰囲気が残っていたんですね。

後半子供達の衣装が戦隊ヒーローっぽくなっていくから、そこから路線変更していった感じなのかな(笑)

敵のコウモリ道士も特撮の悪役っぽかったし(笑)

1話30分構成で全10話ありますが、エピソードは3つに分かれてます。

 

エピソード1(1話~3話)

チビクロのお父さんがキョンシーになってしまうお話

 

エピソード2(4話~6話)

カゲカゲ山に住むキョンシーを退治しに行き、チビクロが噛まれてキョンシー化してしまうお話

 

エピソード3(7話~10話)

バンボローキョンシーを操るコウモリ道士と対決するお話

 

全編渡ってチビクロがほぼ主役です(^▽^;)

恐らくだけど、幽幻1の時に孤児4人の子供達の中で一番人気あったのがチビクロなんじゃないかなと。

幽幻道士が流行った当時、キョンシー映画好きの男子の初恋の人はテンテン、女子はチビクロ、またはトンボだったような気がします(笑)

でも幽幻2ではチビクロ役が別の子に替わってるんですよ。それもあってなのか、来来キョンシーズは元のチビクロ役の男の子に戻って、彼が大フィーチャされたドラマになってました。

テンテンとスイカ頭、トンボは親がいなくて金おじいさんの元で暮らしているのに、チビクロだけちゃんと両親がいて、母親からの愛情を受けているのが特別扱いだなあと見てて思いました(;^_^A

 

親想いの優しい子であるけれど、父親が狂暴キョンシーになったり、カゲカゲ山のキョンシーに噛まれてキョンシー化しそうになったり、コウモリ道士に連れ去れて悪の特殊霊魂にされたり、それらは全部彼の暴走が原因(^▽^;)

同じぐらいの年でも、テンテンやトンボの方がしっかりしてて冷静に物事判断できてたような(^_^;)

まあ思春期で多感な年頃の男の子だから、気持ちはわからないでもないけれど。

大好きなお父さんが旅先で亡くなって、遺体がやっと戻ってきたらキョンシーになる前に火葬して弔うと言われて反対し、キョンシー退治の高雲(こううん)道士が割とイケメンで、お母さんに色目を使ってるように見えて嫌がってるところもわからんでもない(笑)

高雲イケメンだし悪い人ではないのだけど、子供達から見るとカッコつけてていけ好かない感じに見えるのよね(^▽^;)

ちなみに高雲役の方は、幽幻3と4にも出演されています。顔の濃い方なのですぐにわかりました(笑)

チビクロのお母さん役の方も、幽幻3でモミジ道士を演じられていて、高雲役をやられていた方のキャラに恋をする役柄でした。

割と幽幻シリーズも、同じ役者さんがいろんな役で出られてて面白いです。

 

ほぼほぼチビクロメインなので、テンテンちゃんの活躍が映画に比べて少なかったような気がします。

それでもやっぱり光り輝く美少女ぶりが素晴らしかった(*´ω`*)

あと私の推しキャラ(笑)カワイイベビーキョンシーも大活躍?しています。というか、キョンシーが暴れ出すきっかけのほとんどは、ベビーキョンシーのパパ活(笑)

だけど子供達がピンチになると助けてくれる不思議キャラ。大人にとってはやっかいな存在だけど、子供達にとっては頼りになる味方なのかな。

 

映画に負けず劣らず怖いキョンシーもたくさん出てきました。

チビクロのお父さんキョンシー、カゲカゲ山のキョンシー、謎のキングキョンシー、そしてバンボローキョンシー&グレートバンボロー(笑)

どれも怖いキョンシーですが、子供達の仲間になってくれた海賊キョンシーっていうのがいました。

長三道士が連れ帰ってきたキョンシー隊の中にいた、生前左足を失くして木の棒を義足代わりにしていたキョンシー。

バンボローキョンシーに対抗するため、子供達が彼に術を施して仲間にしていく経緯がほのぼのしていて可愛かったです。

 

あとコウモリ道士に仕えてた蛸壺フィーフィーという特殊霊魂も、同じ年頃のテンテン達の味方をしてくれました。

フィーフィー役の子が幽幻2、3のチビクロをやっていたアンアンという男の子で、幽幻4にもアンアンとそのままの名前で登場していました。

来来キョンシーズも含め、やっぱり幽幻道士の方は子供達の活躍が一番の見せどころなんだなあ。

 

霊幻、幽幻どちらもそれぞれの面白さがあってホント楽しいです(*^_^*)

あのキョンシーブームから何十年も経っているのに、面白い作品は色褪せないんだなあとしみじみ思います。

まだ観てない作品もあるので、時間がある時にじっくり見て楽しみたいと思います。