1月初め、松の内もあけないうちに、

子供とお風呂に入ろうとした相方が、子供の体に広がる発疹に気付いた。

前夜、お風呂に入らなかったし、

冬だから子供がお腹とか出したりしてないし、

気付くのが遅れた。


「昨日、耳の下あたりを“いたい”って言ってて、確かになんか赤いのができてた」と相方。

そういえば、私も1回だけ聞いていた。

あ~あ、寝込んでるだけの私は子供の異変にも気付けない。


症状的には水ぼうそうだと思われた。

翌朝、いつも行っている小児科に電話予約しようとしたら、まだ休診中だった。


「どこかやってるとこないの?」と相方。

市の発行した病医院ガイドをめくる私。

気持ち悪くて起きてるのがつらいんだから、あなたが探してよと思ったけど、

我慢しながらガイドと地図をめくって、

できるだけ近い所で病院がないか探していた。


ふと、気付いた。

私が行ってる産婦人科は内科があって、内科の先生が小児科も診てくれるのだ。

おまけに今日は診療してる。

一応、電話して小児科もやってるかどうか確認しようということになり、

相方に電話するよう頼んだ。

気持ち悪くて電話したくなかったし、病院に連れて行くのは相方なんだし。

相方は不服そうに私を見た後で、病院に電話した。


「そちらの産婦人科でお世話になってる○○××(私の名前)の夫なんですが」


ちょっと、何で私の名前出してんの!

病院側が私の身に何か異変があったのかと誤解して、まぎらわしいでしょ。


「私の名前は必要ないでしょう!」


とっさに声が大きくなった。

すぐに相方の手が私の頭に飛んできた。

軽くはたかれただけなんだけど、私が涙を浮かべたのは言うまでもない。



“いつもお世話になってる~です”って、商売の電話か!?

まぎらわしくて、病院側が迷惑だって。

普通に「今日は小児科の診療はありますか?」って聞けばすむことなのに。


そして子供は相方が付き添って内科兼小児科へ。

私はつわりの点滴のために産婦人科へ。


産婦人科で看護師さんに言われました。

「朝だんなさんから電話があったって言うから、○○さんに何かあったかと思ってびっくりしたわ」。


ほら、まぎらわしいんだよっ!



結局、子供は水ぼうそう。

内服薬の説明で「発疹してすぐだとよく効くんだけど、発疹してから日が経ってるから・・・」、

と言われたらしい。

“日が経ってる”かぁ、せめてもう1日でも早く気付いてればなぁ。

子供の発疹に気付けない自分にがっくり。


熱もほとんど出なくて、子供はケロッとしてたんで救われたけど、

やっぱり予防接種しておいたほうがよかったのよね。

私は小学生の時に発症して、発疹の痕がかなり残ったんで、

同じ目に遭わせない様に、予防接種はしておこうと思ってたのに、

費用が7千円以上なんで、ふんぎりがつかなかった。

そう、おたふくの予防接種もしてない。


父親はさ、そんなこと気に留めないで生きていけるけどさ、

母親って、そうもいかなくてさ。

具合の悪い子供が目の前にいる時だけ、ぎゃあぎゃあとわめき立てる父親とは、違うんだよ。


でも今はただ横たわってることしかできないのだった。