相方は中途半端に映画好き。

何が中途半端かっていうと、せっせと劇場に通ったり、レンタルしたりしない。

でも地上波で映画がやってるととりあえずチャンネルを合わせる。

真夜中にやってるB級映画をボーっと眺めてるのが好きなタイプ。


なんかね、積極性にかける受身の映画好き。


でも相方弟が実家で契約してるWOWOWでの映画放送は、

赤ペンでガイドをチェックしてせっせと録画している。

そして受身なわりには、私にも見せたがる。

または「何か見たいのある?」とわざわざ聞いてくる。

(この辺の態度は去年の不倫中にはありえなかったよねぇ、笑)

「ない」と言おうものなら、あからさまにつまらなそうな顔をするので、

9月に私がリクエストしたうちの1本がこれ。


真夜中の弥次さん喜多さん DTS スタンダード・エディション/長瀬智也
¥3,990
Amazon.co.jp

クドカン監督作品って事だけでリクエスト。

主演の2人以外の予備知識なしで、見てしまった。


原作を知らないからわからないんだけど、

とりあえずキテレツ過ぎて、あんぐり。

現代が舞台のTVドラマのクドカン脚本作品は、

パラレルワールドみたいな、ひとつズレた所にありそうな世界なんだけど、

映画と言うシバリの少ない世界だと、さらにぶっ飛んでいた。

それでもついつい笑ったり引き込まれたり、力のある作品だなぁと。


リヤルという、現実、自分探しの旅の話なんだけど、

全然リアルじゃねぇぞと思って見てたのに、

長瀬演じる弥次さんの妻、お初のエピソードになったら、

私にとってめっちゃリアルだった。

リアル過ぎ。

よそに愛人のいる亭主に対する妻の態度ってば、超リヤル。

私だって、米ばらまきたかったよなぁ。

弥次さんは「すまねぇ」と謝っていたけれど、

うちの相方は謝罪なんかしてないよなぁと、現実にすっかり引き戻された。


せっかくクドカンのクド監作品を見ててもリヤル(現実)に振り回され、

なんか、はまれない。

私のリヤルってば、相方の不倫?
何かに逃避しても、そこに引き戻される。

自分が生きてる事を実感するのが、たぶん、そこだったりするのかも。


三途の川がああいう意味だなんて、悲しい。

小池栄子なのに泣ける。

荒川良々なのに泣ける。



ちなみに相方は見てないらしい。

ちぇっ。

映画の中の不倫ネタでいたたまれない思いをしてるのは私だけかよ。


↓長瀬の顔が載ってるんだけど、ちょんまげで加工かけてれば掲載OKなんでしょうか?

『真夜中の弥次さん喜多さん』公式サイト