まだまだ9月の話。


子供が幼稚園に行くようになって、言葉が悪くなってきた。

その手の言葉ってすぐ覚えちゃうんだよな。


なにかっちゃ「おかーさんのばかっ」「おとーさんのばかっ」と言う。



「人のことバカって言わないの! ゆうだってバカって言われたら悲しいでしょ?」


またバカバカ言ってる子供に話してたら相方が答えた。


「オレは別に悲しくないけど」


話の腰を折るような事なんでそこで言うかな。


「そうなの?」


「うん、気にしないけど」


「なら、もっとバカって言っとけばよかった」


この日記の文面ではさんざんバカ呼ばわりしたけれど、

相方本人にはバカなんてたぶん言ってない。

相方の個々の行動に文句を言ったけれど、

「バカ」「アホ」「最低」とかそういうことは言ってない。


バカと言われて気にならないなら、もっと言えばよかった。

バカバカバカって、罵倒しておけばよかった。

考えてみたら私、罵倒もしてないし、殴りかかったりもしてないんだから。

「どうして××なの?」とか疑問系で問うてるばっかりでさ。


もっとバカって言っておけばよかった!!!



「バカとは言ってないけどね!」


相方が急に不機嫌になった。


「でしょ? 言ってないよね?」


「ああ、バカとは言ってないけどね!!」


バカとは言われてないけど、何かあるらしい。

どうやら、バカと口に出さなくてもオレをさんざんバカにしただろう、と言いたいらしい。

言いたいらしいのだが、それ以上は言わない。

たまにはさ、自分の思ってること、ちゃんと口に出した方がいいと思うけど。

冗談とかダジャレとかうっとうしいほど、しゃべるくせに、

自分の内面的なことになると途端にしゃべらなくなるんだから。

しゃべらないから気持ちが行き違う事だってあるのにね。


ま、私にそういう弱い所を見せたくないんだから仕方ないけどさ。



バカにされてと言っても、行き違いだってあるんだし。

子供が寝る時間に相方がテレビでバラエティを見ていて子供はテレビが気になって仕方がない。

「子供が寝ないから、そんなバラエティなんか見てないでよ」と私が言う。

私にとって問題なのは“テレビがついてると子供が寝ないから”ってことなんだけど、

相方にとっては“バラエティなんか”って言われたことが問題で、

「バラエティなんてくだらないの見やがって」と受け取って、バカにされたと思ってたわけよ。

私は相方がいない時に『めちゃイケ』とか『ロンハー』とか見てたんだけど、

相方は家にいないからそんな状況知らないし。


子供中心の私と自分中心の相方で立場が違って、どんどんずれてっちゃう。

どんどんかみ合わなくなって・・・。


個々の行動に文句は言うけど、相手そのものを否定するようなことを言わない私と、

個々の行動に文句は言わないけど、相手そのものを否定するようなことを言う相方。

相手の言ったことを受け取る時はお互い最低な気分だったって事だよね。



でもさ、バカと言われても気にならないのに、

バカと言わずにバカにされると怒るって、

よくわかんない。


とりあえず私は相方にバカって言っていいのか?


まぁ、『くまのプーさん』の「Poohのおバカさん」 by クリストファー・ロビン、くらい優しく言いたいもんだわね。

(ディズニーランドのプーさんのハニーハント冒頭でも言ってるセリフ)