7月中旬のお話。


子供の幼稚園のクラス名簿を相方が眺めていた。


「これ何て読むの?」


最近の子供の名前って、素直に読めない名前ばっかりじゃん。

(うちの子供の名前もそうなのが悲しいけども、

だって私は誰でも読める名前をつけようとしたのに・・・)

で、子供が口にするクラスメートの名前がすぐ誰かわかるように、

子供に聞いたりして、名簿で読み方がわからない名前にふりがなをふった。


そして読み方がわかる名前はふりがなをふらなかった。

でも相方は読めずに私に尋ねたというわけだ。


「どれ?」


「ゆうの上の子」


「・・・」


名簿でうちの子供の上に書いてあるのって、

相方の彼女と同じ名前で、相方と同姓の、

○おりちゃん


それを私に言えってか?

くっそー、ずいぶんじゃないか。


「それを私に聞く?」


「??? なんで?」


相方は全く気付いていないらしい。

マジでわからないらしい。

よりによって○おりちゃんの名前が読めないとは、うぐぐ。


「何? なんて読むの?」


「○おり」


「あっ、そりゃ失礼しました」


失礼しました、じゃ、ねぇって。

君の彼女はひらがなみたいだから、誰でも読めるんだろうけど、

この漢字も○おりって読むのよっ!


君はサザンが嫌いだから、知らないんだろうけどね、

サザンにその漢字を使った曲があるのよ、『○のテーマ』っていう。

あたしゃ、世代だから、サザン。

大学時代、カーステからはいつもサザン、みたいな。

周りがみんなサザン好きだったから。

だから読めるから、ふりがなふってなかった。

それが裏目。

なんで私に「○おり」なんて口にさせるのよ。


同じ頃気付いたこと。

ドラマ『青い鳥 L'oiseau Bleu』、すごく好きだったんだけど、

娘の名前が○織なんだった。

今後、平静では見られない。

ドラマに集中できない。

どうしてくれるんだよ・・・。

ちぇっ。


相方の携帯画面を流れていった「○おり」の文字から、

いつになったら解放されるんだろう。