7月中旬、別に観光に行ったわけじゃないけれど、

観光土産のある店頭で子供がキーホルダーで遊んでいた。

おみくじの形のキーホルダー。

振るとカチャカチャ音が鳴るのが楽しいらしい。

さらにくじが飛び出してくるのが楽しいらしい。


見ると“ステキな恋の予感”とか雑誌の星占いかよっ! みたいなのが書いてある。

純粋におみくじではなく、恋占いおみくじなのだった。


「おとーさんやって」


相方がおみくじを振った。



「次はおかーさん」


私がおみくじを振った。



“彼の気持ちが他の女に”



。(´д`lll)  なんで?


なんでキーホルダーごときの占いで、私の結果だけ悪い?

相方の結果はフツーに軽いやつだったのに。

私が読み上げると相方が軽く笑った。

ふんっ!

私なんか読み上げる声が動揺してるっていうのに。



子供が別の色のおみくじを手に振り始めた。

相方に手渡され、相方も振った。


「はい、おかーさん」


私もまた振った。



“別れの予感”



。(´д`lll)  またですか?


子供も相方もフツーの結果だったじゃん・・・。


私がまたまた読み上げると、相方もさっきほどは笑えなかったようだ。



子供はまたまた次の色へ。

おかーさんはもうおみくじしませんよっ!


「かいたい」

おかーさんはそんなおみくじ買いませんよっ!



ってなわけで、他の所へ行ったり、レストランで休憩したりして、

帰り際、また子供がおみくじのキーホルダーを手に振っていた。


そして相方が振った。



“2歳年上がベスト”



「もうホント、シャレになんない」



一瞬、何のことかわからなかった。



そうだった、彼女は相方の2歳年上だ。


私と彼女の年齢差は意識してたけど、

相方と彼女の年齢差は意識してなかったので、気付くのが遅れた。

相方にとっては自分と彼女の年齢差はなじみのあるものだから、即座に「シャレになんない」と言えるわけだ。


なんなんだよ、もうっ、このおみくじ!



それにしたって、おみくじのキーホルダーでさえ、こんな結果にする私のマイナスのパワーってば、

どんなパワーだよっ。

どんなオーラだよっ。



子供はおみくじキーホルダーで遊び続けてたけど、もう出るくじ出るくじ、暗いやつだった。


ほら、帰るよ!


「ねー、かいたいよ」


「字が読めるようになったらにしよう。ね?」


「えー、かいたい」


「だって何が出たかわからないでしょ。だから字が読めるようになってからね」



買いませんよ、そんなもん。



つーかさ、まだ“シャレになんない”状況かい?