遠足より前のある日、子供が私の名前にちゃん付けの言葉を発した。


「さほ(仮名)ちゃんがね」


あぁ、同じクラスに私と同じ名前の子がいたんだっけ。

うちの子供、私の名前をなかなか覚えられない。

父親である相方の名前は完全に覚えてるのにぃ~。

なのにはっきりくっきり私の名前を口にするからびっくりしたら、同級生のことか・・・。



あっ、



同級生に私と同じ名前の子さほちゃんと、

相方の不倫相手と同じ名前の子○おりちゃん、両方いるってことは、


「さほちゃんより、○おりちゃんのことが好きなの」とか

「○おりちゃんだ~いすき、さほちゃんはキラ~イ」とか

そういうセリフを子供が吐く可能性もあるってことじゃん・・・。


そんなこと想定したって、何の意味もないが、考えちゃったもんは仕方ない。

そんなこと実際に言ったとしても、何事も起こらないが、できれば聞きたくない。


子供よ、ぜひ、さほちゃんと仲良くしようではないか。

○おりちゃんと仲良しないでってことじゃないけど、どちらかっていうとさほちゃん希望。

今のところ、1回名前が出てきた、さほちゃんリード?



で、子供はといえば最近やっと他の子供と遊べるようになったらしい。

はじめは先生を独り占めしたくて仕方なかったみたいだけど。

お相手はほのかちゃんでもなく、さほちゃんでもなく、○おりちゃんでもなく、

ゆうかちゃんだった。

ひとまず安心。


って、安心して何の意味があんだよ~。



で、子供が入園式の写真を持って帰って来た。

女の子をひとりひとり指さして名前を聞いてみた。

わかんない

ほのかちゃん

わかんない

なっちゃん

わかんない

ゆうかちゃん

さほちゃん

おおっ、まだ○おりちゃんの名前は覚えてないようだ。

さほちゃん、リード。

ひと安心。


だから、安心して何の意味があんだってばよ~。



同級生に私の名前と同じ子と、彼女と同じ名前の子と、両方いなくてもいいじゃん!

とクラス編成までうらめしく、

私はどうせゆがんだ人間。