4月下旬のお話。


子供がしょっちゅうジャス○へ行けって言うんだけど、

行くと帰りが遅くなるから、幼稚園が始まった今、あんまり行きたくないんだけど、

あんまりうるさいから、結局行く。


行くと必ずアイスクリームとかマックとかお決まりのコースを取らされる。

毎週マックなんて食べたくないんだけど、

子供はハッピーセット目がけて走って行ってしまう。



そんなジャス○でのある日の夕方。


久しぶりに相方が長時間一緒で、

「いいよ、(子供は見てるから買い物に)行って」と相方に早々に追い払われた私、

子供の物を見て、時間が余ったので自分の物も見てみた。

セクシーお母さんと同じ土俵に上がれるわけはなくても、

何か春物のひとつでも買おうかなと思ったのだ。


でもいつもの通り、売り場にいると憂鬱になってきた。



私は小柄だ。

靴なんて21.5cmだから店頭ではまず買えない。

21.5cmでカジュアルな靴なんて通販の、それも限られた会社の限られた商品しかない。

服は昔より太ったせいでやっと店頭でも見つかるようになってきた。

ウエスト58cmをはいてた頃はやっぱり通販の限られた会社の限られた商品しかなかったけど、

61cmの今は少ないけどある。

トップスはMでも着られるけど、貧乳なのでだぼだぼになってしまう。

あんまりサイズ合わないとストレスなんだよね。

太ったのとフィットするタイプの服が増えたから、前よりはマシになったけど。


サイズがあればデザインに優先するという買い方か、

サイズがあまり関係ないカジュアルへ。

だから時代がバブルだった学生時代もカジュアルばっかり。

OLというより作業員だった会社員時代もカジュアルばっかり。

それに小柄な人間が気合の入った格好をするとバランス悪いんだよね。


ええい! 私がおしゃれできないのにはそれなりに理由があるんだっ!

と言い訳していた時期もあったけど、

何よりも地味で暗い面構えと、アトピーで化粧してなかったのが致命的。



なんか買おうと思った。

でも値札見るとためらう。

似合わないもんなー、お金もったいなくない?

セクシーお母さんみたいな格好したら、きっと「似合わね~」って相方にせせら笑われるんだろうし。

似合わない格好してみてもバカみたいじゃん。


で、「セクシーじゃない」とか「魅力的じゃない」とか、

そーいうメンドクサイことをしょっちゅう言う相方にまたイラ立ってきた。

お金だってかかるんだよ、幼稚園でただでさえお金がかかるのに、

今頃になってそんな基本的なこと何度も何度も言われてもねっ、

そもそも結婚しなきゃいいじゃんか。



おもちゃ売り場へ行くと相方と子供がいた。


「憂鬱になってきた。私に合うサイズもないし、私に似合う服もないし、なんか死にたくなる。死んでもいい?」


「いいよ、死んでも。保険金が何千万円も入るから」


相方の答えにまたムッとして、でも何も言わないでいた。

普段、朝眠いだけで「もうダメ、死んでもいい?」とか軽々しく“死んでもいい”を連発してるのは相方で、

私は言ったりしないんだけど、つい言ってみたい気分だったんだ。

保険金ってさ、私が契約者で私が払ってきたのに、自分の物みたいに言っちゃって。

一緒にいると何か言ってしまいそうだったので、その場を離れた。

どうせおもちゃ売り場から子供は離れないので、当分そこにいるとわかっている。


さっきの追っ払い方といい、今のセリフといい、

なんか相方もイライラしてる気がしなくもない。



でも基本的に私が悪いのはわかってる。

女として魅力的でないのは事実だし、

昔から抱える憂鬱を相方に訴えたって、相方にはどうしようもないことだ。



でも・・・。