子供がスケートをしたがっていたのでスケートに行った日の夜。
「(子供が)喜んでくれてよかったね」とか「行ってよかったね」と相方が言っていた。
私は行く途中で相方ともめたおかげで気分が乗りきれず、「そうだね」と。
「君とスケート行ったことあったよね?」
「ないよ」
「そうだっけ? サークルで行ったんだっけ?」
「サークルでスケートに行って、後輩の女の子が寒そうだからって誰かが上着を貸してあげたのは知ってるけど」
「?? 誰が上着貸したって?」
「○×○×(相方のフルネーム)」
「誰に」
「N○さんに」
「っていうか何で君がそんなこと知ってるの?」
「N○さんの友達の子が君の留守番電話にいろんなこと入れてて、私がそれを聞いて“いったい何?”って君に聞いて、君がしゃべったんじゃない」
「そんなことあったんだ。本人が覚えてないのによく覚えてるね」
「それが浮気した方とされた方の違いでしょ」
そう、スケートで優しくしてもらったのをきっかけにNさんは相方を好きになって告白した。
そして相方は彼女と付き合うことにした。私と付き合っていたのに。
「う~ん、上着って何を貸したんだろう。どれだ? あの格好悪いパーカーか? う~ん、気になる。どれだろう。気になって仕方ない」
10年以上前に自分が何をしたかなんてことを思い出すより、
上着の方が気になるらしく、その後もしつこく繰り返していた。
っていうかこの不倫騒動のさなかに、タイミングよく思い出してくれるじゃないの!
過去の浮気を思い出させてくれる事を!
当時相方が後輩女子と付き合うと決めた理由。
「だってもったいないから。せっかく好きって言ってくれて、据え膳食わぬは男の恥って言うでしょ」
もったいないって・・・。
まあ、もったいないと思う気持ちは理解できるが。
でも、私と付き合ってたのに“もったいないから”っていう理由で、他の女と付き合うって・・・。
そして、それを私にのうのうとしゃべるなんて。
確かにNさんをいい子だとは思っていたらしいけど、ただの後輩で、
上着を貸したのも下心なしだったらしい。
10年以上前から相方はそんな男だった。
そしてその時も相方のわけのわからない対応に振り回された。
普段から相方は女に限らず誘われたら断らない。
そう、相方は据え膳は食う男なんだ。
その1件で相方の性格はよくわかった。
なのに一緒にいることを選んだ私もおめでたい奴なのだ。
でもあれ以上にひどい思いを後にすることになるとはな。
これ以上忘れないうちに昔の事もメモっておかないとなぁ。