1995年1月17日午前5時46分
阪神・淡路大震災が起こりました。
明日で15年が経ちます。
当時、ぐっすり眠っていたのに飛び起きた恐怖を覚えています。
何時、何処で何が起きるか分かりません。
本日と明日の2回に分けてペットの防災を特集してみたいと思います。
まず、災害時に『何が何でもペットを助けたい』と考える方も多いと思います。
しかし、ペットを災害から守り無事に非難するには飼い主さんが無事なのが第一です。
ですから、人の安全を第一に考えて、普段から災害に備えておく必要があるでしょう。
では、災害が起きたらどうするのか…。
できる限りペットと一緒に同行避難をしましょう。
家にペットを残してくると、その後家に戻れず飢えになったり、行方不明になったり、野生化してしまったり…様々な問題が起こります。
同行避難するときには、
犬の場合は伸縮性のリードや、緩い首輪・胴輪は使用せずに引っ張られても逃げないように注意しましょう。
猫や小動物は、キャリーバッグに入れて安全な場所に着くまでは開けずにいましょう。
中・大型犬
災害発生時にはワンちゃんもパニックを起こす可能性もあります。
コントロールできるようにすぐにリードをつけましょう。
いつでも手に取れるところに予備のリードがあると安心ですね。
小型犬・猫
キャリーバッグ・ケージ・クレートに入れて運びます。
普段からキャリーなどに入れる練習をしておくといいですね。
要介護犬
普段使っている介護用品を利用し、いざというときは抱えて運びましょう。
肩掛けベルトなどを利用してもよいと思います。
多頭飼育
リードをつけて歩ける場合は飼い主さんがリードをつけて非難しましょう。
一人では困難な場合は、家族や近所の人などと協力して運べる体制を整えておくとよいでしょう。
普段から、避難場所などをしっかり把握しておくことが大切でしょうね。
明日は、災害に備えて必要な道具や訓練を特集します。