山地や高原に自生する姫百合は可憐で美しい。涼風に揺れる姿は詩情が漂います。

「夏の野の   繁みに咲ける  姫百合の 知らえぬ恋は   苦しきものぞ」 万葉集より 大伴坂上郎女