昨日母とスーパーに行った!するとどこからともなく、プ~ン
となんともいえない香ばしい匂いが店内に広がっていた。
それは紛れもなく、日本人なら誰でも口にしているであろう~そう昔懐かし~石焼き芋~
時刻は11時、ちょうど小腹がすいていた母と私はカートを押しながら、お芋の匂いに誘われて、機械の前に立った!母「やだあ~季節はずれだけど美味しそうだね~
」私「ほんと、美味しそう~
」母「どうする?お芋って太るかしらね~やっぱり
」私「ん~そりゃあ炭水化物だからね~でも食物繊維もたっぷりだから、お菓子よりはいいんじゃない?
」母「そうだよね~匂いに負けちゃうね~
」私「ほんと、ほんと、美味しそう~
」母「食べたいね~買っちゃう?
」私「なんか、買わないと帰りの車の中で、後悔しそうだよね~
」母「そうだよね~半分ずつだったら、大丈夫だよね~買おうか!
」私「うんっ、そうしよう~![]()
」結局悩んだあげく、誘惑に負けて、買ってしまった![]()
夕飯の買い物を済ませ、車に乗った私達
母は欠かさず買い物袋の中から、美味しい匂いをプンプンさせた焼き芋を取り出した
母「ほら、ポコポコしてるよ~」(いやっ、そこはホクホクでしょう~)と私は思った
でもそんなことは、どうでもいい~!まず食べなくっちゃ
ウキウキ
小さな幸せ
母はニタニタしながら、少しちぎって、私にくれた
母私「いただきま~す
」一口食べた!
「ん~?」母「どう?
」私「どう?
」母「何か苦いね~
」私「確かに苦いよね~
」母「なんだか黒っぽいね~
」私「焦げとは違うよね~
」母「ちょっと、古いのかね~
」私「間違いなく美味しくはないよね~
」母「ちょっと、傷みかかっているみたいだね~
」私「そうそう~傷んでるのよ~
」すご~くショックだった
だって、だって、凄く美味しそうな匂いをさせて、私達二人を誘惑して、お金払って、それで~それで~すご~く期待させて~これだもの~![]()
随分よ~。私は言った「ねえ~お店戻ってもいい?
」母「えっ!なんで?
」私「返金
」母「あら~まあ~
」だって、まだまだ沢山売ってたの~焼きあがったばかりだったから~
確かにこのまま帰ってもいいわ~損しちゃうけど~
でもねっ、きっと私達のように、匂いに誘われて、誘惑に負けて、「あっ、美味しそう~買おう、買おう
」と心躍らせる消費者が、沢山いると思うのよ~。その消費者が私達のように、悲しい思いをすることになるのよ~
それは~絶対よくないわ!消費者にとっても、お店にとっても~
そうよ、そう!さあ~勇気を持って私![]()
レシートと一口だけ食べた、くったりとした焼き芋持ってサービスセンターに向かった!
「すみませんっ!これさっき買ったんですけど~何か苦いんです傷んでないですか?![]()
」「申し訳ございません!只今担当者を、、、、。
」慌てて、青果コーナーの方へ走っていった
焼き芋の担当者?!
しばらくすると、エプロンをした、おじいさんがやってきた!
「すいませんね~今日初めてで~
ちょっと芋見てもわかんないんですよ~傷んでるかな?![]()
」汗ダクダクのおじいさん!確かにこのお芋~見た目は普通だもんね~。何だか、どうするのよ?![]()
ってサービスカウンターの人に、見つめられているおじいさんがかわいそうに見えてきてしまった!!私「いやっ、たぶん、古いんじゃないかなと、、、。他もそうだと困るので、確認してみましょう~
。私はもういらないので、返金でお願いします~
」っと明るく言ってみた。
すると、カウンターの人はホッとしたかのように、焼き芋の代金を返金してくれた
別に文句を言いに来た訳ではないけれどやっぱり信用問題だし、これからのお店の向上の為に、消費者の声って大切だと思うの
金額が小さいとわざわざ言いにいかないことが多いと思うけど、そこは、やっぱり勇気をもって、発言すべきよ。
ちなみに遠慮深い母は車の中で待機してましたけど~![]()