やるしかないか

まあ、安易に引き受けてしまったのは私の責任でしょうから。
相続だったら簡単なんですが。

いま起きているのは、奥能登が直面している家庭廃棄物の廃棄問題に極く近い話です。
廃棄したいのに廃棄できないのです。私は手続きを取って、手続きを踏んで廃棄したいのに、です。
私、違法・不法投棄をしたいのではありません。本人・彼の不利益になりますから。

ここまでやっても、廃棄したいのに出来ないように自治体はしているのですね。
言い換えれば業者でしか廃棄ができない仕組みにしてあるのです。
日常ゴミは市・町が収集しているのではなく業者が収集しています。近くの収集はだれがやっているかを見て頂ければ直ぐに分かります、市・町ではなく業者です。
大抵はクリーンセンターとの名称を使っていますが、ゴミ処分場に業者しか出入りできないようにしてあるのですよ。

その上で、仏壇まで魂いを抜いて廃棄しないとなんです。
退去まで時間が無いので、もう業者に投げるしかないかな?

慌ただしいと言うか、てんやわんやしています。
彼、スマホ・パソコンも使っていましたからデジタルデータはどうすんの?もあります。現物と一緒に廃棄が出来ないんですね。
入れ墨は彼の肌と一緒に、本人死亡と共に消すことができますが、データは一人歩きをします。相続(本人死亡)であれば消去できます。
相続(本人死亡)であれば簡単ですが、本人生存です。
相続であれば簡単なのに。

時間が無いので、現物は業者に出すことにしました。費用の算段も本人・彼が優位にしないと、施設での生活がありますから。
あとは残置物の処理です。

暑いのにな…暑いです…