モヤモヤした時に心を落ち着かせようと観るものがあります

私、いくつかありまして映画館で映画見たり、本を読んだり、撮り貯めたTV見たりします。習い始めたハーモニカを時折り吹いてみたり、MTの車を運転したり。

昨日は嫁が留守なのをよいことに見たのが、NHKの「夢で逢いましょう」1963年坂本九さん版でした。
白黒放送をカラー化しています、黒柳徹子さんはピンクのワンピースです。
ミニスカはまだ流行っていなかったのかなぁ?時折りブルマー姿のバックダンサーが出てきます、ショートパンツが無かった時代です。

俺んちでも祖父の肩越しに見ていたなぁ~
俺、早く鉄腕アトム・鉄人28号・トム&ジェリー・ポパイを見たいのに坂本すみ子さんでは…ねー。
爺ちゃん、早くどいてくれ~とか思っていました。
11インチの4本足の白黒テレビ、ロータリーチャンネル。当時20万円のサンヨー製で就職したて初任給8千円?の叔父が爺ちゃんに買ってくれたもの。

思い出が溢れます。俺、まだおねしょしていましたね、怖い夢を見て、思わず目が覚めると必ず濡れていました。
「上を向いて歩こう」は1961年だそうです。世界的ヒット作と誰もが知っています。
白黒で当時を思い出してほっこりします。

番組途中からカラー映像化されて世界各国の映像がでます。
アメリカ・イギリス・フランス・ロシア・上海・エジプト・南アフリカ・ブラジルなど等。
世界中でヒットしたことがわかります。

見て楽しかったのは相手先の国に合わせて現地語に翻訳し、それを日本での放送に合わせて再翻訳して演奏しているんです。
同じ楽譜なのに違った曲になっています。
いい曲ですよ。
「すき焼き」だったり「桑焼き」だったり「幸い」だったり。ハワイでは幸子が歌っていたんですね。楽団も聞いたことのある楽団だらけで演奏しています。

見ていて、あ、これ良いなぁ~、と思ったシーンがありましてブラジル版だったかアルゼンチン版だったかで、スキヤキソングをラテン系のリズムで演奏していたんですよ。ダンスもラテン系。
全く違う曲に聞こえますが、間違いなく上を向いて歩こう。
私、思わず口ずさみました、上を向いて歩こう、と。
これが音楽の力なんでしょうね。

横道で思ったことがありまして。
今春の博多どんたくパレードのショートステージで精華女子高吹奏楽部がクラシック曲シンプルギフトでパレードに挑んでいたんです。四苦八苦していたのですが正直な感想は「彼女達でないとやれない」です。
高校生のセンスがないと挑戦出来ません。
併せて思うのは、京都橘高吹奏楽部もシンプルギフトをマーチングでやれるかなぁ~橘高ではどうやるかなぁ~

高校生たちのセンスには勝てませんよ…