知らない間に空地・空き家の持ち主になっている

なっていることが有るんですね。
身近な例では親戚系統の誰かが固定資産税を払ってくれていた例。

そんなことあるの?ですが、有ります。
先祖を遡った時に相続手続きをしないまま放置した結果がほとんどです。
相続登記は手数料は安価なのですが面倒だったのでしょう。
その当時は家系の誰かが固定資産税を払ってくれていたので気づかない人が多数いました。
逆に言えば「親族の絆」の結果でしょうね。
幸せと言えば幸せです。
令和時代の今となっては核家族ですからこんなことが起きるのは当たり前です。

知らない内に他人の土地に建物立てて住んでいたも有ります。
もちろん他人の物と分かっていて住み続けているも現実に有ります。
善意10年、悪意20年で時効取得って奴ですね。
「時効」と「管理せずに放置」がポイントです。

あと目立つのが「山地」「山野」です。
ひと山で固定資産税を払っていますが、さてどの部分?がわからずじまい。
多くは相続の時に分かる「はず」なのですが「管理せずに放置」しておくと「さて?」に成ります。

同じようなことが「管理不全」の都会のマンションでもおきます。
いったい誰が所有しているの?のマンションがあるのです。
令和の時代は日本人口の半分以上がマンション住まいです。
相続に相続を重ねてゆくと「誰の物?」になるのですね。

絡みあった糸を解すのに時間と「手間がかかる」のです。
でも誰も手間をかけないのですね。

で困るのが放っておかれた人たちなのです。
朽ち果てた建物、ゴミだらけの空地、産業廃棄物の山と川が貴方の目の前に出現するというわけです。

誰かどうにかして!
と叫んでも誰もしませんよ。
これが「管理不全の土地と建物」です。
流通に乗って、価値があれば不動産業者・弁護士・司法書士・税理士あたりが我先に現れるのですが、価値がないと、さて誰が、なのですね。

さてどのように致しますか?