遺言執行者の任務と利便

遺言を残すことを考えたらば遺言執行者をどうしようか?と考えることが多いです。
思いがけずに相続人が増えることが多いですし、相続財産の管理が大変になります。
これが嫌で遺言そのものを避ける人も多いです。
でも遺言を残さないなら相続人が「争族人」に替わることがことが殆どですね。
「相続は争族」の由縁です。「争族」を避けるために遺言するのが良いと思いますよ。

遺言執行者は誰のことを言うのかですが、円満な家庭(相続人)であれば法定相続でしょうから指定しなくても良さそうです。
ですが不意に相続人か出てくる時が有ります。

家族が認知していた(夫側が多いです)とか、戸籍謄本に連れ子がいたとか(妻側に多いです)、実は遺贈であったとか。
相続財産が株・債券であった、逆に隠れた借金・負債があったとか。

遺言信託・家族信託を考えている、嫌いな奴は相続排除したい時とか。
遺留分とかをどのようにするかも有りますね。
お墓をどうするかも有ります。
残した車はどうする、生命保険は、未受け取りの年金や公共料金、ネット等の処理は?

そのようなことを考えると「遺言執行者」の利便と必要性が思いつきます。

エンディングノートや日記、口伝えでは足りない事です。

まずは相談することですよ