実習終了!
ヘルパー1級の実習が、やっと終了しました。
いやーっ、しんどかったです。
でも、10日間の実習、ホントに勉強になりました。
特に、特別養護老人ホームでの3日間は対応困難な認知症の方に、担当ケースとしてつかせてもらって、分からないことばかりでへこんだりいろいろありましたが、やってよかったと思いました。
認知症と一言で言っても、いろんなタイプの人がいます。
わたしが担当させてもらった人は、ほとんどしゃべらないというか、会話が難しいタイプの人でした。
最初に会った時、無表情な感じで、一体この人とどう接点を持ったらいいんだろう???って、途方にくれてしまいました。
あと、原因はわかりませんが、着替えとか入浴、歯みがきなど、かなり拒否される時があります。
食事の後、口が汚れているのに気付いて、きれいにしてあげようと声かけをしながら入れ歯を何とか出してもらおうと努力してみましたができず、スタッフの人に相談したら、突き放すような態度で処理して行ってしまいました。
とても無力感に襲われて、その後はかなりへこんでしまいました。
でも、考えてみたら、1日2日接してるだけで、この人の生活全てに触れているわけでない自分に、拒否を超えてまで無理やり口をきれいにしてあげるだけの意思がわいてくるはずも無く、かってにそこまでやってしまうのも問題です。
気をとり直して、他のスタッフの人たちから効果的な声かけの仕方などたくさん学びながら、翌日も挑戦してみました。
目的を分かりやすく伝えたり、こうするとこんな良いことがあるなど話してみると、意外にすんなり行ったりするし、日によっても状態は様々に変わっていくようです。
かなり大変な思いをしましたが、苦労した分だけこの人のことを理解し、認知症のことを理解できたように思います。
お話しはほとんどできないながらも、汚れた口の周りを拭いてあげたり、歩行訓練や風船バレーを一緒にしたり、排泄介助や口腔ケアを教えてもらいながらやったりする中で、楽しい時間を過ごせたりして少しづつ理解でき、一緒に過ごすことに苦痛を感じなくなりました。
2日目に帰る時挨拶したら、手を上げてニコッと笑い、「また逢いましょう」 と返してくれた時、ビックリすると同時にとても嬉しくて熱いものがこみ上げてきました。
短い期間でしたが、他にもいろんな人と出会うことができ、自分の世界を大きく広げることができたように思います。
そうそう、ライブも無事デビューをはたしました。
出来も客の反応も、なかなか良かったんじゃないかと思ってます。
こんどの日曜日にも第二弾があるので、もっと良いものを披露できるよう頑張りたいと思います。
なんか、若い知り合いがたくさんできてしまいましたよ。
ライブの前夜祭?と打ち上げで、2日続けて4時くらいまで飲んだのはちょっと参りました。
そして、準備と片付けもしっかりやりましたから、ホント疲れました。
でも、楽しい!やめられませんね!
では、また。