文具が足りなくなるのは落ち着かない。

 筆記具は、消せるボールペン・フリクションを使っている。
 先日、せっせと楽譜書きをしていたら、黒のインクがなくなってしまった。あわてて、バッグの中に入れてあるペンを取り出して使うが、すぐになくなってしまった。次にピアノのそばに置いてあるのを使う。3本持っているのだ。が、これ又すぐになくなる。ペンケースの予備インクも空だった。 

 何で油断したんだろう。
 仕方ない。明日の朝イチでショッピングモールの本屋に行くしかない。
 
 手帳も大事だが、筆記具が無いことには話にならない。
 いつも用心して手帳に一本、バッグに一本、ピアノのそばに一本、ペンケースに必ず予備のインクを4色。いつもこれだけ用心していたのに、何をボーッとしてたのだろう。

 翌日、さっそく買いに行く。 
 どのペンにもインクをセットして気分が落ち着いてちょっとした満足感。
 
 準備が全てです。サッカーの女性審判員、山下さんの言葉。
 このオリンピックでも、どこかの予選試合に
出ているはず。

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 読み聞かせボランティア仲間の渕上さんのお宅にコンサートの申し込み書を取りに行く。

 毎日行っている孫の家から歩いて一分。
 オカリナの先生だ。知らなかった。こんな近くにミュージシャンがいたとは!

 この三年ほど参加している「森の音楽祭」のスタッフだったと、読み聞かせの集まりでわかった。
 お互い、あゝそうだったのね!となった。
 それで、今回声をかけてもらった訳だ。

 7回目になるそうだ。どんな方たちが出演されるのかも知らずに出るのだが、場所は勝手知ったるホールだ。有り難く出させてもらおう。

 前々回にも書いたが、準備された会に出るのは本当に楽なのだ。
 楽できる分だけ練習に集中しよう。

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 さて、その練習だが。

 お気楽コンサートで、何とか暗譜で弾き通したが、まだ完全に身についた訳ではなかった。
 再度、スロトレに戻して、頭の中でコードの音を確認しながら弾く。弾ける。
 やはり速さなんだ、弾けなくなるのは。
 速度を日数(あと4週)で割って、確実な状態でテンポを上げていこう。
 
 これだけやっているとさすがに、仕上がるだろうか、とか途中で真っ白になってしまったらどうしよう、という心配はない。
 こう弾きたい、と思った通りに弾けるだろうか、が課題だ。

 「人生のメリーゴーランド」は2分半なので、ジブリつながりで曲を足す事にした。
 「天空の城ラピュタ」「もののけ姫」など候補がいくつか浮かんだが、最終的に「風の谷のナウシカ」に決めた。

 オープニングテーマはずっと好きだったが、エンディングテーマ(鳥の人)はあまり馴染んではいなかった。決め手は曲の後半にオープニングテーマが出てくる事。それが気に入った点だ。

 さっそく楽譜に音符を書き足してみる。
 メリーゴーランドはさんざんYouTubeを聴いて書き足してみたが、ナウシカは自分のアイデアだけでアレンジ。  
 まあ、実際のところYouTubeで聴音している暇はないのだ。

 ところが、ナウシカの2曲を楽譜にいろいろ書き足しているうちに、これは間に合わないぞ、と気がついた。
 あれこれ音を考えていると、面白くてつい没頭してしまう。いくら時間があっても足りない、キリがない。
 ようやく、この音でいこう!と決めたら明日が本番…ではしゃれにならない。
 
 ナウシカはオープニングテーマのみにしてメリーゴーランドと2曲をとことん弾き込もうと決めた。

 どんな舞台になるか、ドキドキ〜ワクワク🩷

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 舞台と言えば、パリ五輪の開会式にはド肝を抜かれた。

 セーヌ川を船で選手たちが入場というのが斬新なアイデアだが、それ以上にいくつもの舞台でのパフォーマンスが素晴らしかった。

 大掛かりな舞台演出、装置を作る技術者たち、大勢のダンサーや歌い手たち。
 企画から準備、練習にどれほどの力を注いだら、あんな完成度の高い舞台が作れるのだろう。

 謎だ。
 でも、ものすごく刺激を受けた。
 まさに山下さんの言葉だ。
 
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 7月にしてこの暑さ😱何度も書いてしまうが…
 8月は一体どんな暑さが襲ってくるやら😱

 空には育ち切れてない入道雲もどきが。
 どうせなら頭上にのしかかるほど巨大な入道雲を見たい。それならこの暑さも許せるというものだ。
 いや、やっぱり勘弁してくれ〜だ。

 田んぼがどんどん緑色を増していく、と思っていたら、何といつの間に!?
 稲が実り始めたのだ。
 ふう…ついていけない。

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 今の体力、今の脳みそ。これがピークだ。
 踏ん張る、もがく、振り絞る。痕は下るだけ。

 友人のその又友人のお母さんが何と106歳だと聞いた。しかも元気。

 え~っ 
 あと30年も生きられるじゃないか、私。
 レパートリーを何曲増やせるだろうか。
 夜空姫たちは二十歳になり、花之介でさえ40過ぎのおっさん!?
 ひ孫がちょろちょろしてるかも…

 いやいや、そんなこと神様に頼むのはしない。
 
 皆が同じように長生きするわけではない。
 90まで生きた母は、先に夫を亡くし、姉妹を亡くし、仲の良かった友人が…
 ついに「とうとう私一人になってしまったよ」と言うのを聞いた時は胸が痛んだ。 
 せめてもの救いは、私たち娘も孫たちも生きている事だ。

 神様にはとりあえずあと5年、をお願いしてある。そこから先は???
 お気楽メンバーの先輩を見てついていこう。