フジミ1/700 航空母艦 加賀(3段甲板)製作誌2 | かどりき海軍工廠のブログ

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艦船模型をのんびりと作っております。よろしくお願いします。

こんばんは。

 

3月に入りました。

 

今の仕事もあと10日(内2日出勤)を残すところとなりました。

 

2月はちょっと長かった気もww。

 

 

休日続きで今製作している艦船模型も順調に進んでいます。

 

マスキングでパネルの段差表現を。

 

 

数回黒サフ吹いて、マスキングを剥がすとゼブラ模様です。平坦な部分が上部にもあり全体にマスキングをしました。

 

 

両舷壁面および艦尾艦載艇置場上部に取り付ける各スポンソン。裏の三角補強板をエッチングに交換するかこのままいくか思案中です

 

 

 

 

加賀(3段甲板)の独特な排気筒(煙路)も組み立てます。

 

貼り合わせにズレが生じたためパテで修正しています。

 

 

基部の部分には資料写真を見ると段差がかなり見られます。キットには何もモールド無いのでプラペーパーの細切で。

 

 

 

 

それっぽく段差を。煙路の方にも断熱用カバーなのか側面が覆われてそのつなぎ目の段差が見られました。

それも同時に貼り込んでいます。 

 

煙路の溶接痕も見られるのでマスキングしてパネルの塗り分けをしてみる予定です。

 

 

 

 

 

組み上げた排気筒を両舷に仮セット。

 

何かまるで宇宙船の様な光景です。

 

 

 

 

 

 

次に飛行甲板の処理も。

 

飛行甲板は木板の表現で溝が入っていますが、フジミらしからぬ処理で艦首艦尾方向のつなぎ目のモールドがありません。フジミ製改装後の加賀の飛行甲板にはしっかり入っているのですが、この3段甲板は手抜き工事です。

 

仕方がないので5mmずつずらしながらつなぎ目をタガネで入れました。

 

もちろん綺麗に真っすぐ入れる事が出来わけも無く・・・ガタガタ😢💦💦

 

 

遠目にそれっぽく見えれば・・・いいや。

 

 

 

 

上段の飛行甲板も写真撮りましたが、ピンボケばかりで使える写真がありませんでした。💦

 

 

処理の終わった飛行甲板をとりあえずウッドブラウン~タンで塗装。

 

 

遮風柵はエッチングに交換するため切り抜き、下部の構造材の表現をしています。

 

開口後、裏に0.5mmプラバンを接着。キットの甲板の厚みをそのまま生かします。

 

0.25x0.5mmプラ棒で構造材を入れました。遮風柵は起きた状態にする予定です。

 

 

で、この飛行甲板ですが、資料写真を見ると下段飛行甲板と上段飛行甲板の色が違っています。

下段は比較的明るい色で、上段飛行甲板はもう少し濃い色調です。白黒な写真なので色までは不明。

 

この色の違いは、木材の色か染色剤の色か手持ちの資料だと分かりません。ただ年代的にチーク材もしくは台湾ヒノキだと思うので、下段が色の明るい台湾ヒノキ、上段はチークの可能性もあります。(ちなみに大和の甲板は台湾ヒノキが使用されていたらしいです。)

 

 

 

ジオラマベースに仮組、仮置き。

 

 

甲板上に艦橋などの構造物が無いので、艦載機が無いとちょっと寂しい。

 

 

 

横から見ると、異様に長い煙路が目立ちますね。

この異様に長い煙路は艦載機の着陸時に影響する高温排気をいかに逃がすかで航空母艦赤城との比較検討の部分でもあったようです。

ただこの長い煙路から発生する熱が煙路脇の船室を灼熱地獄に変えたとかで。これも改装を早める大きな要因になったようです。

(設計時に想像できなかったのかなと思いましたが。)

 

 

 

今後は、手すりなどを付けて横須賀海軍工廠色に塗装する予定です。

 

 

それでは今日はこの辺で。

 

いつもご来訪頂きありがとうございます。

 

お休みなさい。