アオシマWL 1/700 ましゅう型補給艦 おうみ  | かどりき海軍工廠のブログ

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こんばんは。

今日は、過去作品のご紹介をします。

 

アオシマWL 1/700補給艦 おうみ  ましゅう型補給艦の2番艦になります。

 

この補給艦おうみは、佐世保港に行くと運がよければ遠目に見ることができます。

 

ま、特徴ある艦なので接岸していれば、すぐわかると思いますが。ただ係留している場所が遠い岸壁なので。よく見ないと補給艦はまな も近くにいますからね。

 

海上自衛隊所属の艦のなかでも大型の艦です。

全長221m

全幅 27m

 

建造は、ユニバーサル造船 舞鶴造船所

 

起工  2003年2月

進水  2004年2月

就役  2005年3月

 

キット以外にアオシマ純正ましゅう用エッチングセットを使用。ボラード社のエッチングも使用。

 

大型の補給用ポストが目立ちます。補給艦ならではの姿ですが。

艦橋も大型で、いかにも貨物船、輸送船のイメージ。

 

ヘリ着艦用甲板も大型です。護衛艦のぎりぎりの広さしかないものに比べてもかなり広いです。着艦もしやすそうです。

キットの甲板何もモールドがなく、寂しかったので、固定用輪環を等間隔にピンバイスで彫り込んであります。広めのマスキングテープを貼り両面テープで方眼紙を固定。穴を開ける部分をマーキングしたのち、0.3mmのピンバイスで軽く穴を開けています。

 

 

 

補給艦のシンボルそそり立つ補給用各種ポスト。中央のポストが大型のスライディングパッドアイ。護衛艦のものより二回り大きい。

前後4本のポストがリキッド用、想像ですが重油、軽油、航空燃料、真水かな?どれがどれかは、不明。

その補給物資を指すであろうポスト脇のカラフルなマークは、写真、動画をみながらPCで作製。ラベル用紙に出力して貼り込んでいます。デカールに無いのですよ。

 

補給用のホースは、リード線から剥きだした銅線を使用。エッチングでも用意はされていましたが,薄べったい感じで、束ねられない状態でしたので却下。ベルトで束ねた状態を作りたかった。

 

タンカー並みの艦橋。めちゃ大きい。階段で昇るのでしょうか?エレベータあるのかな。

 

甲板に目立つ防舷材、大きいのが積んでありますが、さらに大型のものが煙突後部に。佐世保ベースの岸壁にあるようなものが、自前で用意してあります。

この防舷材も手を加えています。キットは、ましゅうベースなので、ましゅうの搭載している防舷材は、表面に突起物のない物。おうみは、タイヤみたいなものがびっしりと周囲を覆っています。これがタイヤなのか専用部材なのかは、写真からはよくわからないのですが、模型では各種丸棒に穴を開け切り出したものをキットの防舷材に接着しています。

 

マストにも純正エッチング製のアンテナ関係が用意されています。信号旗用ロープは、現在作製中のあさひと同じ様な作り。

 

 

煙突上のホイップアンテナ曲がっているし・・・気が付かなかった。接着が外れていました。

このホイップアンテナは、伸ばしランナーのテーパー部分を使用しています。

 

舷側部の乗船ラッタルは、ちょっと味気なかったのでファインモールドのトラスエッチングを接着しています。

大型クレーン、救命筏用フレームは、純正エッチング。

 

 

艦載ヘリSH60Kもキットのものです。扉開放加工。ドアミラーもエッチングで。

 

この補給艦おうみも作っていて楽しいキットでした。ただいろいろな資料が、製作終わってから出てきて、もう少し手を加えたかったです。

 

特にホース保持関係のワイヤーを巻くウィンチの形状が、全くわからずキットのまま作製しましたが、ある写真で形状が判明。釣りで使う両軸リールのような形状になっていたのが分かってちょっと残念。

 

現用艦といえども、思ったより資料が少ない艦でした。それでも、照明とかもわかる範囲で表現しています。小さなパーツも取り付ければ、イメージがらりと変わります。

 

実際は、付け忘れのパーツもあるのですがww。

 

このましゅう型補給艦も待ちわびたキット化でしたので、嬉しかったですね。

 

では、今日はこんなところで、終わりにします。

 

最後まで御覧いただきありがとうございました。

また次のブログへのご訪問お待ちしております。

 

それでは、お休みなさい。