ざざんざ織の着物で出かけた先は
池袋の東武百貨店で開催されてた
伝統的工芸品展
このイベントを知ったのが
前日の夜、いや日付が変わってるので当日
つまり、出かける数時間前の夜中のことで
しかも、この日が最終日でした
見たいブースは色々あるけど
まずは、織物・染織品コーナーの
端から順番に見て行こうってことで
東京手描友禅から
買う気はないんです、冷やかしなんです
と、あらかじめお断りしておきましたが
すごく丁寧に説明してくださいまして
てっきりスタッフ的な方かと思っていたら
こちらの展示の中央の付下げと帯の
作者さんでした
ちたみに、左側は牛首紬で
右側は秩父銘仙です
東京手描友禅の展示ブースは
デザインの流出防止の意味もあり
撮影NGでしたが
今週末、浅草の産業貿易センター台東館で
コンクール作品の展示会があるそうです
販売もやってるそうですが
呉服屋さんみたいなゴリ押しはないそうなので
安心して見に来てください、とのことでした
続きましては、お隣の牛首紬
こちらでも、開口一番
買う気はないんです、冷やかしなんです
と予防線を張っておいて
ちゃっかり見せていただくという
なかなか市中には出回らないという
珍しい牛首紬の半幅帯や八寸帯
そして、織りの九寸の名古屋帯が
とてもとても素敵で大絶賛しておりましたら
対応してくださってた方が
その帯の作者さんでした
こちらも気になっていた秩父銘仙
もちろん、こちらでも
買う気はないんです、冷やかしなんです
の呪文は忘れずに
ほぐし織りと呼ばれる独特の織り方や
経糸が同じでも緯糸の色次第で
全く違う色になる生地見本を見せてもらい
可愛い柄と好みの色の復活デザイン銘仙に
心メロメロになりました
織物・染織品コーナーには
他にも見たいブースが山盛りでしたが
サラサラ~っと流し見して
ふるさと工芸品の静岡県のコーナーの
ざざんざ織のブースへ
が
工房の方が、いらっしゃらず
せっかく、ざざんざ織を着てきたのに
空振りに終わったのでした
土日だけ、いらしたことを教えてくれて
写真撮影の許可をくださったのは
お隣のブースの掛川手織葛布の方
葛布(くずふ)の葛は、くず粉のくず
地上に出てる植物の繊維を編んだのが葛布で
根っこの部分から作られてるのが、くず粉
言われてみれば、そうなんですが
へぇ~ほぉ~
最後は、鹿児島県のコーナーの
奄美の芭蕉布
会場内をウロウロしてる時に
一度前を通ったのですが
その時は、他のお客さんがいらしたので
後で来ましょうと、後で来てみたら
お昼を食べにいかれてて、不在でした
お隣のブースのおじさんに
写真撮っちゃダメですかね?って聞いたら
イイよイイよ、と軽くおっしゃるので(笑)
写真だけ撮らせてもらいました
で、その芭蕉布のお隣りブースの薩摩つげ櫛
このほかにも、写真はありませんが
竹細工、樺(桜の皮)細工、べっ甲、象牙
などなど、見どころ満載の工芸品展でした
時間が許せば、もっと見たかったのですが
この日は美術展に行くつもりで
事前予約のチケットも購入済みだったので
2時間たったところでタイムアウトとなりました
この伝統的工芸品展は
毎年2月に東武池袋で開催されてるそうなので
また来年