
【あらすじ】
家族3人で幸せに暮らしていた小学生の奥山圭輔は、ある晩家が火事になり、父と母を亡くしてしまう。
その後母の遠縁に当たる浅沼家で育てられることになった圭輔は、同い年の達也とその母である道子から酷い扱いを受ける。
十数年後、弁護士となった圭輔の元に、強盗殺人事件の容疑者から弁護の依頼が来る。
その依頼主はなんとあの達也だった。
【感想】
少年時代編と弁護士編の二部構成になっているのですが、少年時代の境遇がまあ悲惨。
幸せだった家庭にじわじわと染み込むように侵入してくる浅沼家が不気味でたまりません。
そして後半は大人になった圭輔と達也が法廷を舞台に対決するわけですが、達也の人を貶める能力はまあ天才的。
ヒューマンドラマとしてもリーガルミステリーとしても非常に読み応えがありました。