昨日、習い事のニャンドゥティに行く途中、

 

病院の前に長〜い列が出きていました。

 

いつもはこんなことないし、

 

病院に長い列ができるのはあんまりいいことじゃない……。

 

何があったんだろう……。

 

すると、一緒に車に乗っていたパラグアイ人の知人が、

 

『あっ!今日は乳がんに関するなんかの日だ!だからきっと検診を受ける人の列だよ』

 

 

 

わっ!よく見ると並んでるのは全て女性だ!

 

 

そして、よくよく考えてみたら、

 

いつもチェックしてるインスタでは

 

やたらピンクのリボンを目にする機会が最近急激に増えてた!

 

何気なく見ていたピンクのリボンだったけれど、

 

アスンシオンにあるお店や団体のInstagramページを注目してみてみました。

 

 

 

まず大好きなアオポイのお店『AO』

 

先日このお店が企画するアオポイツアーについて書きました

 

 

 

 

『Dia de la lucha contra el cáncer de mamas』

 

って書いてあるね。

 

乳がんに立ち向かう日。

 

乳がんについての正しい知識を得よう、検診も積極的に受けましょうと啓発する日なんだそうです。

 

 

 

同じ名前のAOという雑貨屋さんでは、

 

いつも黒字で書いている商品をピンク色に変えて売ってるんだ。

 

しかもここに書かれている言葉『Kuña Mbarete』は

 

パラグアイの先住民の言葉、グアラニー語で『強い女性』という意味。

 

なんかお店からの素敵なメッセージが伝わってくるな。

 

 

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

Hoy recordamos el Día Mundial de Lucha contra el Cancer de Mama 🎀 #Cuidarseestaentusmanos

AO PARAGUAY 🇵🇾さん(@ao_paraguay)がシェアした投稿 -

 

 

しかもDía Mundialって書いてあるので、

 

国際デーとして設定されてるんだね。

 

日本ではどうなんだろうと思ってネットで調べてみると、

 

10月はピンクリボン月間という記事が多くでてきました。

 

J.M.Sというジャパン・マンモグラフィー・サンデーという団体は、

 

子育てや介護、仕事が理由で平日に病院に行けない女性のために、

 

日曜日に乳がん検診を受けられるようにと、

 

全国の医療機関や関係団体と協力し、

 

毎年、10月の第3土曜日(ちょうどナショナルデーの翌日)に

 

乳がん検診マンモグラフィー検査を受診できるように働きかけているそうです。

 

 

 

 

もうひとつ、ずっと行きくて最近念願叶って行った素敵な洋服屋さん

 

『Morena Toro』

 

(Facebook https://www.facebook.com/MorenaToro.py/

(Instagram https://www.instagram.com/morenatoro/?hl=ja

 

もこんな写真が投稿されていました。

 

 

 

 

今日本では12人に1人が乳がんを発症しているという記事を見ました。

 

マンモグラフィーは痛くて嫌だ、触診には抵抗があると思ったりする人もいるかもしれませんが、

 

やっぱり検診は大切ですよね。(個人的にはマンモグラフィーは耐えられる痛みです。)

 

私は一時帰国した去年の7月以来、

 

乳がん検診と子宮がん検診受けてません。

 

ちょっと心配になってきた……。

 

 

 

 

私が通っている写真の学校のインスタ投稿。

 

 

 

 

 

 

がん。

 

医療が進歩しているとどんなに言われても、響きは未だに恐ろしいものです。

 

最近、緩和ケアに携わるあるお医者さんの方からとても大切なことを教えてもらいました。

 

 

 

 

『病気を宣告されると、どうしても病気のことに焦点があたってしまうけれど、

 

 自分=病気ではないんです』

 

 

 

なんか、その言葉にとっても頷いている自分がいました。

 

先生に教えていただいたことを受けて考えてみました。(先生、理解がまちがっていたらごめんなさい)

 

自分がもし病気になってしまったら……

 

考えるのは病気のことばかりで、

 

どうして自分だけ?

 

あれも、これもできなくなってしまった。

 

これからどうなるんだろう。どうしたらいいんだろう。

 

家族ともっと一緒にいたい。

 

ときっと考えるだろうな。

 

 

 

 

でも、そういう感情だけで自分が支配されてしまうのではなく、

 

自分がどう生きてきて、何を大切にしてきて、

 

これからどう生きていきたいのかも大切にする。

 

病気だけではなく、自分らしさを失わず、

 

日常の小さな喜びを1つでも増やしていく。

 

積極的な治療を選ぶ、選ばないにしても正解はないし、勝ち負けもない。

 

どんな選択をしても、自分が自分でいられること。

 

模範解答でもなく、

 

妥協でもなく、

 

自分らしくいられる選択をする。

 

それがいちばんなんだ。

 

 

 

 

もし自分ががんという病気と闘うことになったら、

 

きっと、こう冷静には考えられなくて、

 

家族に思いの葛藤をぶつけて涙が止まらないだろうけど、

 

先生の話を聞けたことは宝です。

 

 

 


ピンクリボンが再び考えるきっかけを与えてくれました。

 

 

IMG_2162.jpg

 

 

 

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かどまどか  / Kado Madoka

 

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