今日は去年の5月に会った人たちとの再会がありました。
「またね」と言って、再会できるってこんなにもうれしいことなんだって改めて思います。
今日は小学校2年生の女の子との出逢いがありました。
手作りのストラップを並べ、2つで100円ですってお店やさんごっこをしました
「3つで100円にまけてや」
と言ったら、
「じゃあ3つで150円で」
と、それ安くなってないやんと、
ほっこり時間を過ごしました。
そして、これをくれたんです。
「会いに来たらスタンプ押してあげるね。
5つたまったらいいことあるかもよ。」
彼女の会いに来てという精一杯のメッセージにグッときました。
彼女が1番、再会とは当たり前でないことを知っているのかもしれません。
会いたいお姉ちゃんに会えない苦しさを知っているからこそ誰より再会を大切にしたいのかもしれません。
毎回来客には、チェキで写真を撮って、付箋に名前を書く彼女。
わたしの写真には、リンダお姉さんと書いてくれました。
そして、私のカメラで私を撮ってみてというと、こんな自然体の私を撮ってくれました。
彼女の視点、そして優しさが伝わる写真だなって。
またねって、強く彼女の手を握りました。
「また絶対に来るからね」
そして電車で石巻から女川に向かいました。
車窓から見える海。
空気が澄んで遠くまでくっきり見えます。
寒空に照りつける太陽で水面がキラキラ輝いているのを、笑顔で撮影している女性に、どんな想いで撮ってはるんだろうと想いを馳せました。
ただ美しくて撮っているんだろうか。
それとも故郷に平穏な景色が戻ってきたのを喜んでいるんだろうか。
私にははかることしかできないけれど、その光景は幸せな一場面に映りました。
そしてお会いしたかったお2人にも会うことができ、女川を案内してくださいました。
そしてその方の同級生のバーに連れて行ってもらったら、地元の人が続々集まってきて、一緒にお酒を飲み交わし、さらに輪が広がりました。
「今度はだんなさんや、お友達連れてまたおいで。」
戻れる場所がたくさんできて、本当にうれしい。
もうすぐ5年。
たくさんの人に知ってほしい。
いままで苦しかったことも、幸せって感じたこともすべてのドラマを。