幼少期の我が家の味といえば、

ラブ「バターご飯」ラブ

食べることに興味がなかった私は、
外食をしても、メインはメロンフロートだったほど。

食卓で、炊きたてほやほやの艶やかなご飯が出ても食欲は掻き立てられず、箸は進まない。

でも、ぱかっとあのフタが開けば、食欲の針は一気に180度転換する!

そう、それが「マーガリン」

バターご飯やから、バターちゃうんかいと思いきや、マーガリンなのである。

高級品のバターではなく、ケチってマーガリンを買っていることがバレないようにネーミングしたのは、ささやかな抵抗か、安っちいプライドか、それとも最大の見栄を張っているのかは不明だが、バターではあの味が出せないのである。

もはや、私にとっては「偽バターご飯」のほうが価値がある!

あったかーいご飯に、マーガリンをのせる。かき混ぜて、ご飯全体にテカリが出るくらいがマーガリンの適量だ。

そして、そこに醤油を数滴。かけすぎては絶対ダメ!マーガリンの風味が醤油で負けてしまうから。

そして、最後に一振り、忘れてはいけないのが「味の素」。

カラダにとっても悪そうだが、私の幼少期の血と肉と骨を作ってきた我が家自慢のレシピなのである!


いま電車に揺られながら、無性に食べたくなって、忘れないようにブログに書き留めてるグラサン

今日の晩、十数年ぶりに食べてみよかニヤリ

みなさんのお家ならではの珍レシピ教えてちょちゅー